「仕事をしているとどんどん増えていくものと言えば?」
責任。
部下。
有給休暇。
生み出したサービス。
…と色々ありますが、今回のテーマは 名刺 です。
なんとかしなきゃ、と思いつつ、なかなか手を付けられないのが名刺の整理。
日々、様々な方とお会いしていると、気付けばこんな状態に。
そんななか スキャンマン というお助けマンがいると耳にしました。
なんでも、スキャンマンなる人物は、溜まった名刺をデータ化して整理してくれるという。聞けば、名刺に限らず書類や書籍、レシートまで何でもスキャンしてくれるんだとか。
う~ん。便利!
ということで、スキャンマンを呼んでみました
「SCANMAN」のロゴが際立つポロシャツ姿で現れた彼こそが、スキャンマンの金さん。
礼儀正しい普通の青年で、特にスキャン技術に秀でているようには見えません。
「3時間で名刺2,000枚をスキャンし、データ整理まで終わらせます」
部屋には既に、大量の名刺をスタンバイ。本当にこれだけの名刺を処理できるのか。
半信半疑で部屋に通します。
「これで大体、1500枚ですね」
覗きこむだけで、枚数を把握するスキャンマン金さん。
わ、すごい。急に期待が膨らんできました。
使うものはコレだけ。非常にシンプルです。
スキャンマン金さんは、おもむろに名刺の束を手に取り、ものすごい速さで作業をしはじめました。
向きを揃えたり、名刺以外のカードを取り除いたり、、
紛失したと思っていた診察券やポイントカードが、テーブルに揃えられていきます。
これも商売に出来るのでは…と思ってしまう位の手際の良さ。
最初に持っていた不信感は完全に取り除かれました。
スキャナーにどんどん吸い込まれていく名刺たち。
ちょっと変わったサイズの名刺は、こんな風に透明のフィルムに入れてスキャンしていきます。
カタカタカタ。単純な機械音が部屋に響きます。
とりあえず暇なので、スキャンマン金さんの素性を探ってみます
― 金さんは何者ですか?
スキャンマン株式会社の取締役副社長をしています。
― 意外にエライ方なのですね!どこかに勤めた後、この会社を立ち上げたのですか?
いえ、僕は他の会社での就業経験はありません。大学3年の就職活動のときには、多くの学生が憧れるような総合商社と広告代理店を受けていました。難関と言われる企業群のうち、最終面接に残ったのは総合商社のI社だけでした。ですが、残念ながらI社も最終で落ちてしまいました。ものすごく悔しかったので、就職留年することにしたのです。そうして、2回目の就活がスタートするちょうどその頃、サークル(国際交流)の先輩から「一緒に会社を立ち上げないか?」と誘われ、悩んだ結果、ジョインすることを決めました。
― I社に入社するため留年までしたのに、その決断で良かったのですか?
そうですね。
もともと僕には、いつか起業したい!という夢がありまして、、、その最初のステップとして商社への入社を考えていました。なので、そのステップを踏まずとも起業できるというのは、大きなチャンスだと考えました。純粋に嬉しかったですね!
― なるほど。会社のメイン事業として立ち上げたのがスキャン代行?
最初は、個人向けの「書類スキャン代行サービス」をメインにやっていました。ただ、書類のスキャン代行が法律的に難しく、、。昨年の10月に法人向けの文書スキャンサービスにピボットしました。
― 法人向けの事業は色々考えられると思うのですが、なぜこの分野でサービスを展開しようと決めたのですか?
いまだに書類を紙でやりとりしている業界とか、オフィス移転のタイミングの企業さんとか、整理が大変だろうなって思ったんですよね。その手間を軽減出来たら、その企業本来の事業にもっとパワーをかけることができ、結果的にその企業の売り上げを伸ばすことに繋がるんじゃないかと。非常に重要だけれども手間がかかる業務。それを僕たちが引き受けようと考えたのです。
それに、アドミン側の方とお話をしていると、様々な会社事情を伺える。そこから新しいお仕事の提案が出来たりもするんですよ。
― ありがとうございました。これからも頑張ってください!
聞いてみたら、なかなか深かったスキャンマン金さん、いや、スキャンマン株式会社取締役副社長の仕事に対する熱意。
熱い想いが聞けたご褒美に、さらに大量の名刺(約2,000枚)を持った営業ウーマンを連れてきました。
スキャン前の手続きについて丁寧に教える副社長。
とても嬉しそうなので、記念に一枚。
金副社長がご満悦で良かったです。これからも困っている会社のために奮闘ください。
今回使ったサービスはこちら
※名刺管理アプリ「Eight」との連動サービスです。
※東京23区であれば、スキャンマンの交通費はかかりません。
※スキャンマンの派遣を依頼しても、金さんの隣の美女は行きませんのでご注意ください。(弊社の社員です)
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