【GxP】明日いなくなったら困るITエンジニアになるためのスキル

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グロースエクスパートナーズ株式会社 ビジネスソリューション事業本部

執行役員・本部長 / 日本Javaユーザグループ会長 鈴木雄介

大手百貨店系のシステム開発会社にて、システムの開発・保守・運用に携わる。その後、マーケティング系のベンチャー企業にてプログラミングを経験し、フリーランスとして独立。様々な企業で、アーキテクトやプロジェクトマネージャーとして活躍する。2008年、グロースエクスパートナーズ株式会社に立ち上げメンバーとして参加。

よりよいシステム開発とは何か?を常に探求

― いままでのご経験を詳しく教えてください。

1998年に、流通系のIT子会社を探し入社しました。
そこには5年間在籍し、大きな基幹系システムの保守や運用、新規システムの開発など色々なことをやらせて頂きました。

なかでも、一番恵まれていたと思うのは若いうちから運用・保守を担当させてもらえたことですね。
現場でシステムがどのように使われていて、それをどんな形で次の機能の企画に盛り込んでいくのかという「PDCA」を一連の流れで経験できたこと、またECサイトの開発運用において、夜間に電話が鳴ったときの対応や、ダウンしないようにするための状態を作るかなど、インターネット系システムの運用の仕方を、初期にしっかり学べたことは今の自分にとって貴重な経験だったと感じています。

ただ、その会社は自分でプログラミングを行うよりも、ベンダー管理や部下のマネジメントというのが主な業務でした。もっと自分でプログラミングをして手を動かしたい!という思いから、社員4~5名のベンチャーに転職し、そこで2年間ほどみっちりとプログラミングを勉強しました。

― フリーランスとして独立したきっかけは?

プログラマーとしての経験を積んでいくと、プログラミングに入る前のアーキテクチャ設計がすごく重要だと感じたんです。ただ、それだけを担当させてくれる会社って、なかなか無いんですよね。(笑)
それであれば、会社に属さずフリーランスでやってみようと考え、個人で小規模~大規模システムの案件に参加しました。そのなかではプロジェクトマネージャーの経験も積むことができました。

ITテクノロジーで世の中を良くしたい!

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― 現在のお仕事について教えてください。

フリーランス時代のご縁で、「SI事業のマネジメントをやってみないか」と声をかけてもらって、会社の立ち上げに参加することになりました。「よりよいシステム開発をするには」と考えた結果、組織のマネジメントにも興味がわいていたのが理由です。私が担当するビジネスソリューション事業本部はソフトウエアの受託開発が中心ですが、 自分でもアーキテクチャ設計やコンサルティングもします。

― 本当にいろんなことをされていますね。

そうなんですよ。何をしているか聞かれても、正直答えにくいです。(笑)ただ、これまで幅広い経験をさせてもらってきたので エンジニアと話が合わないということはないですね。これまでの経験があるからこそ、技術的な概念から、何に困っているのか、その問題をどう解決したいのかというところまで幅広く理解してあげられる。そこはマネジメントする上でも強みだと感じています。

― 御社の顧客企業と、自社の強みはどんなところでしょうか?

流通・医療・情報など分野は様々ですが、大手企業とプライムで仕事をしています。実装だけではなく、IT企画の段階から、保守運用や改善など、一貫して対応が可能です。ユーザーに対して、直接問題解決ができる立場なので、自分たちで最適な技術を選択し、実現までもっていけることが大きな強みです。具体的な言語としては、Javaや.NETが主流ですが、パブリッククラウドやHTML5などもエンタープライズで利用できる技術になってきているので幅広く採用しています。
また、生活の中で自分たちが開発したサービスのユーザーになることも多くあるため、顧客企業を通して「世の中の役に立っている」と感じられるのはやりがいに繋がりますね。

― 鈴木さん率いる、ビジネスソリューション事業部の特徴は?

社名の「グロースエクスパートナーズ」にも込められているのですが、顧客とともに成長していけるような会社を目指しています。しっかりシステムの企画段階から関わって、ニーズをキャッチアップできる体制を築いているところが特徴です。

ときには「エンジニアの考えるよいシステム」と、「顧客の求めるシステム」が食い違うこともあります。「顧客に必要とされるシステム」を作ることを常に目標としていますが、「言われるがまま」に作ることとは違います。
「なぜそのほうが良いのか」を説明することも、エンジニアの大事な仕事だと考えています。

― 部内の雰囲気・環境はどんな感じですか?

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20~50代までの、多様な人たちが多様なスキルを発揮している面白い環境です。純粋にプログラミングだけをするエンジニアは60名中30名。それ以外は企画立案、仕様設計、アカウント交渉などその他の得意分野を持っています。スペシャリティを持っている人・伸ばしたい人が多いので、よい意味でまとまってないです!(笑)外から入ってきた方からは、動物園とかジャングルと言われることもありますね。

もちろん、チームで共通の目標を目指して取り組んでいるので協力して進めていますが、それぞれのやり方や主張があっていいと思っています。常に右に倣えではなく、「本当にそれがベストなの?」というスタンスというか。

業務範囲についても、本人の希望を尊重しています。先ほど述べたように顧客との調整も含めて幅広くやっているメンバーもいれば、専門分野に特化してやっているメンバーもいますね。自分のよいと思うやり方でやってもらっています。ただ、「なぜそうしたいのか」を説明してもらうようにしていますけどね。そこさえクリアすれば、雇用形態を問わず活躍してもらえる環境です。

最新のコードよりも、さらに大事なこと

― フリーランスの方へメッセージ

10年以上、ITにどっぷり携わってきた私ですが、「ITだけ」では世の中は変えられないと思っています。最新のテクノロジーを学ぶことは重要ですが、それ以上に「そのテクノロジーをいかに活用していくべきか?」という視点が重要なのです。当社はユーザーとしっかり向き合い、世の中の役に立つシステム開発に携われるので、技術が移り変わっても通用するスキルを身につけたい方には良い環境だと思います。

明日いなくなったら困るITエンジニアになりたい方。
自分のスキルを価値あるものに変えて、世の中に役立てたい方。
ぜひ一緒にお仕事しましょう。

geechsマガジン記者手記

2008年の設立以来、取引企業からの信頼を得て、順調に大きくなってきた同社。次なるステップとして、「人を育てられる会社になりたい」とのこと。ゆくゆくはITを活用できる人材を育てる「大学」を作るのも、鈴木さんの夢のひとつだとか。懐深いリーダーのもとで、確実に成長できる環境があると感じました。鈴木さん、社員の皆様、取材にご協力いただきありがとうございました。

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