【インテリジェンス】社内テクノロジーベンチャーにおけるインテリジェンスの挑戦

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株式会社インテリジェンス

サービス開発部 テクノロジーグループマネージャー

(右)大谷 祐司 氏

大学を卒業後、SEとして働きはじめ2007年に株式会社リクルートエージェントに入社。事業企画を経験した後、2008年から2013年まで株式会社サイバーエージェントでインターネット広告のシステム部署立ち上げ、子会社の技術責任者に就任。現在は株式会社インテリジェンスのマーケティングソリューションから新規Webサービスの開発まで幅広く担当している。

株式会社インテリジェンス

マーケティング企画統括 サービス開発部

(左)清田 馨一郎 氏

株式会社インテリジェンス マーケティング企画統括サービス開発部 所属。
独立系SIにて、基幹系システムからソーシャルゲーム開発まで幅広く手がける。データ分析、マーケティングに関わりたいと現職へ。

大手人材サービス企業の新規Webサービス立ち上げ

― お二人が入社したきっかけを教えてください。

大谷氏「私がインテリジェンスに入社したのは、dots.がリリースされた直後の12月頃でした。きっかけは『dots.(ドッツ)』のプロデューサーと私が知り合いでして、サービス開発の相談にのったりしていたことです。」

大谷氏「私もエンジニアとして働いていて、勉強会の情報収集が効率的にできれば良いのにとずっと感じていました。同じような勉強会まとめサイトを個人的に作っていたこともあったくらいです。なので、dots.で解決したい課題や実現したい世界観にとても共感しましたし、加えてそのような新しいチャレンジをインテリジェンスという大きな会社でやることにとても興味がありました。インテリジェンスは、人材サービスを長らく展開している、大きくて堅い会社というイメージしかありませんでしたからね(笑)」

清田氏「私は前職が業務系の基幹システムをつくるSIerで、今年の4月に入社しました。いまはインテリジェンスの中でも『DODA(デューダ)』という転職サイトの集客を担うマーケティング部門のデータ収集、可視化などの業務改善を行う開発チームのリーダーを担当しています。マーケティング部門がテクノロジーチームを持つ事により、今までできなかった新しい取り組みができています。」

清田氏「前職で受託開発をしていたとき、おそらく3、4年前だったと思いますが、いわゆるビッグデータやデータ分析というキーワードがちらほら聞こえてくるようになり、この分野の市場はもっと大きくなるだろうなと感じ始めていたのです。情報収集、自己学習を続けてましたが、最近、Webサービスへの適応例も増えたこともあり、この分野に携わってみたい思いが強くなりました。その時にちょうど、インテリジェンスに出逢いました。」

― なぜ大手人材サービス企業であるインテリジェンスがWebサービスを?

大谷氏「私たちのミッションは2つあります。インテリジェンスの人材サービスにおけるマーケティングをテクノロジーで加速させること、新規のWebサービスをスピード感をもって立ち上げるということ。新規サービスにおいては現在『dots.(ドッツ)』に注力しており、新機能の開発やユーザビリティの改善、マーケティング等を幅広く担当しています。」

大谷氏「サービス開発部が大事にしているのは、Webベンチャーのようなスピード感、ユーザーフレンドリーなエンジニアリングです。開発チームと企画チームが一体となって、ユーザから本当に必要とされるプロダクトを作る事にこだわっています。我々は社内ベンチャーみたいなものなので、常に挑戦と改善を繰り返しながらチームとして進化を続けています。dots.においてはプロデューサーがIVSスタッフだったこともあり、企画チームとエンジニアチームが同じ目線でサービス開発に取り組む事ができていると感じています。」

清田氏「大手で人材サービスを展開している他社も、私たちのライフスタイルに合わせたサービスを幅広く出すのにともなって、自社のテクノロジーにも注力しているのが見受けられます。
同じく人材サービスをもつインテリジェンスとして、社内のテクノロジーを蓄積していく動きというのはもちろん放っておけません。我々もテクノロジーを組織としての強みにできるように、たくさんのイノベーションを社内で起こしていきたいと考えています。」

勉強会という価値を提供するプラットフォーム

― 『dots.(ドッツ)』が生まれた経緯について教えてください。

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大谷氏「dots.が誕生した発端は、エンジニアがスキルアップできる機会を提供したいという思いからです。インテリジェンスが人材サービを展開するなかで、自身のスキルアップに課題を抱えているエンジニアが多いと感じていました。弊社のコーポレートメッセージに「はたらくを楽しむ」というものがあります。言葉のとおり、働いている人たちが活きいきと自分の仕事を楽しむ社会を作りたいという意味ですが、エンジニアたちが「はたらくを楽しむ」ために、積極的にスキルアップや技術のキャッチアップができる機会を提供したい。
それならば、エンジニアが参加する勉強会やカンファレンスの情報を一覧で見ることができるサービスを作って提供すれば、ゆくゆくはエンジニアの「はたらくを楽しむ」につながると考えました。」

大谷氏「近年エンジニアが主体の勉強会は増えていますが、圧倒的なシェアを占める勉強会の情報提供サイトはまだありません。例えば、イベントの参加募集をするATNDやプログラマたちが情報共有をするQiitaなど、エンジニアにとって役立つサービスはたくさんあります。
しかし勉強会の情報まとめサイトだけは、まだこれといったものがないのです。dots.が目指しているのはまさに勉強会の情報が一覧できるサービス。個人で開催している勉強会から、大きなカンファレンスまでエンジニアのスキルアップにつながるイベント情報はすべてdots.を見ればわかるという状態にしていきたいですね。」

増大するデータの幅と量を解決するデジタルマーケティング

― 「マーケティング×テクノロジー」でインテリジェンスが目指すものは?

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清田氏「私たちが目指しているのは、ビジネス領域の価値、問題、ビジネスルールなどを総括的に見ることができるビジネスアナリスト、それらのビジネスに関する情報を統計的に分析するデータアナリスト、そしてこの情報たちを技術力で形にするエンジニアという3つの分野の相関関係です。デジタルマーケティングにおける重要な関係性だと考えています。お互いに欲しい情報を与えあったり、自分の専門分野を異なる観点で見て活かすことができる関係性が調和することでマーケティングが成功すると思います。」

大谷氏「マーケティングの専門家たちは、情報を収集して加工するという点においてはプロですが、いまはHadoopやmahoutなど情報を解析するテクノロジーが進化してきています。技術のオープンソース化の流れにマーケティングがのってきていると私は考えていますが、この分野はやはり技術に長けたエンジニアやデータサイエンティストが扱ったほうがより高度な分析ができますし、どの数値が必要か適切に判断することができるのです。」

清田氏「また現在は、分析に使えるデータ量が膨大に増えているという特徴もあります。関連する開発や管理を外部に委託するとなると、コストがかかりますしコントロールも難しくなってきます。それならば、自社のエンジニアがサーバから管理したほうがコストも抑えられますし、なにより情報を必要としている専門家たちと密にコミュニケーションがとれますからね。」

大手だからこそ挑戦できる幅が広い社内ベンチャー

― 開発のこだわりや特徴について教えてください。

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大谷氏「私たちのチームは、できるだけ新しい技術を取り入れるようにしています。MariaDBを利用したDBのクラスタリング、Ansibleでのサーバ構成管理、OpenProjectを使ったTiDD、PHPフレームワークPhalconの採用など。テストやデプロイも自動化を進めていて、高い品質のものをスピード感を持ってアウトプットしていけるようにしています。「新しいチームなので、新しい事に取り組んでいこう」というのがチームのポリシーです。

大谷氏「dots.の勉強会情報はタグで管理していますが、近いうちに大きく進化させる予定です。勉強会をレコメンドする仕組みについても、根本から変えるべく準備を進めています。
IT分野は新しい技術がどんどん出てくるので、情報収集が効率よくできるサービスをdots.で提供したいと考えています。ちなみに、僕が来ているTシャツは以前イベントの限定ノベルティとして作ったdots.のタグTシャツです!(笑)」

清田氏「エンジニアにとって成長のない開発現場って不幸な時間になってしまうので、それだけは避けたいと考えています。自社のエンジニアだけではなく、パートナーとして働いているフリーランスの方も同様ですね。成長といってもそれぞれですが、やはり何かの壁を突破できたという経験ができるチームでありたいと思います。」

社内ベンチャーだからこそ実現できる成長

― どんな人と働きたいですか?

大谷氏「ベンチャーマインドを持っていて、かつ目の前のことに走るだけではなくインプットの幅を広げていきたい方にとって、我々のチームは魅力的だと思います。いまは優秀なエンジニアがベンチャーに流れている傾向がありますが、自分のやりたいことを自由にできるのはベンチャーだという考え方があるのかもしれません。かくいう私もインテリジェンスに入社する前は、新しい事業を作るチャンスがあるのはベンチャー企業だけだと思っていました。

しかし、社内ベンチャーという観点でいうと、大手の良い部分である「すでに立場が確立したプロが多い」ことがあります。インテリジェンスには営業やマーケティングといったエンジニアではない分野のプロフェッショナルたちが多く、とても多くの刺激を受けることができています。」

清田氏「自己研鑽ができる方です。自分がなにをやりたいか、何を達成してどんな人間として成長していきたいかを描いている方は、やはり自分の専門分野以外でも関心をもって積極的に知識を吸収していく傾向があると思います。
あとは、自分のサービスを使ってもらってユーザーに喜んでもらいたい人ですね。ユーザーに届けたい価値はそれぞれですが、各自がやりたいことや実現したいことを責任もって作ろうとしているメンバーが多いので、将来こうなっていきたいという思いがある方にとっては成長する幸せが感じられるチームだと思います!」

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geechsマガジン記者手記

インテリジェンスが手掛ける新しいWebサービス『dots.』の開発についてお伺いしましたが、新しいサービスを生み出すことが自社のマーケティング改革だったということに驚きました。人材業界において、集客を担うマーケティングはサービスの認知度を広げる上で窓口となる大切な要素。そこを技術力で変えていきたいという考えは、同社だけではなくマーケティング分野そのものを改革する挑戦だと感じました。
エンジニア&デザイナーがスキルアップのために無料で使えるイベントスペース「21cafe」をもつgeechsとしては、勉強会の情報が1人でも多くの方に届きスキルアップの機会が広がる『dots.』の成長がとても楽しみですし、新しい機能のリリースも続々とあるそうなのでこれからの行く末に目が離せません!大谷さま、清田さま、貴重なインタビューのお時間をありがとうございました。

こんな方を探しています

  • 会社名

    株式会社インテリジェンス

  • ポジション

    Webアプリケーションエンジニア

  • 開発環境

    Mac、Linux、PHP、Ruby、iOS、Android 等

  • 必要スキル

    Webアプリケーション開発経験



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