全て経費でOK?フリーランスになる時に知っておきたい必要経費の基本

フリーランスになると、生業とするメイン業務だけでなく、経理・財務も自分で行わなければなりません。初めてフリーランスになる際は、経理・財務に関する基本知識を習得する必要があります。

中でもフリーランス初心者を悩ませるのが、どこまで経費として処理できるのか、という問題。誤った処理をして確定申告で損をしないように、フリーランス初心者が知っておきたい必要経費の基本について解説していきます。

必要経費は少なければ少ないほど良い

フリーランスの出費は全て経費で落としてOK!などと勘違いをされやすいですが、これは間違いなくアウトです。確定申告時に本来必要な経費ではないことが発覚すれば、追徴されるケースも十分にありえます。

そもそも経費とは、収入を得るために必要な致し方ない出費です。すなわち、経費が少なければ少ないほど利益率が高くなり、健全な経営状態であると言えます。

必要経費は出費を減らす魔法の言葉に聞こえていたかもしれませんが、結局は何かを購入し手元からお金が無くなる事に変わりはありません。経費とはいえ本当に必要な出費かということを常に念頭に置き、経営管理に取り組むべきでしょう。

フリーランスエンジニアで想定される必要経費一覧

では、必要経費として認められるものを具体的にご紹介します。フリーランスエンジニアの場合に必要になりそうな勘定項目にフォーカスしています。

■地代家賃

自宅をオフィス(事務所)兼用として利用する場合には、家賃の一部が経費として計上できます。また、仕事で車や自転車を利用する場合、駐車場の月極料金も対象になります。
ただし、あくまで仕事に使用した分のみの計上となりますので、仕事で使用している割合を根拠に計算しましょう。一般的には2〜3割程度であるケースが多いです。

■水道光熱費

地代家賃同様、自宅をオフィスとして使用している際には、電気・水道・ガス代の一部が必要経費として認められます。

■広告宣伝費

ホームページの構築・運営費として想定されるドメイン取得やサーバーレンタルの費用等はこの項目で経費として計上できます。
また、フリーランスエンジニアで自ら広告を出している人はまれですが、顧客に向けて暑中見舞いや年賀状などを送る事はあるかもしれません。その場合の費用はこちらに含めてOKです。

■支払手数料

報酬が銀行に振り込まれた際の振込手数料や、クラウドソーシングサービスなどでかかる仲介手数料などは、必要経費として認められます。ただし、請求書に「振込手数料は貴社負担」の旨が記載していないと、経費として認められないケースもあるので注意しましょう。

■旅費交通費

外部での打ち合わせや、参画している常駐案件に向かう交通費はもちろん経費となります。電車やタクシーなどでかかる交通費の他、宿泊代も旅費に含められます。

■新聞図書費

業務上必要な書籍や雑誌、さらにメルマガ購読等は新聞図書費に計上できます。

■通信費

仕事で利用した電話代やインターネット代、切手代などは、通信費として計上できます。

■接待交際費

打ち合わせでのコーヒー代はもちろん、仕事を獲得するための接待に使った飲食費も含まれます。その他、顧客に贈るお中元・お歳暮や、お祝いなども接待交際費として計上可能です。

■外注工費

自身では制作ができないもの(たとえばロゴや名刺などのデザイン)を外注した際にかかった費用は、外注工費として必要経費に含められます。

■租税公課

固定資産税や自動車税、印紙税などの公的支払いが対象です。ただし、後述しますが所得税や住民税など個人にかかる税金や罰金は必要経費にならないので注意しましょう。

■諸会費

町内会費や同業者組合、商工会議所といった各種組合への参加時にかかる費用は、必要経費として認められます。

■消耗品費

10万円以下のPC機器、カメラ、オフィスデスク・チェアは、消耗品費として計上可能です。なお、1年以内で使用できなくなるものに関しても、ここに含まれます。

■減価償却費

消耗品費で計上できない10万円以上のPC機器、カメラ、オフィスデスク・チェアについては、固定資産となるため、耐用年数により減価償却ができます。

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経費で落とすことが難しいものもある?!

 

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