セールスやマーケティングなどの人工知能のビジネス活用の可能性

2016年は「人工知能」というキーワードがIT業界を席巻した年でした。実際にさまざまなビジネスシーンで人工知能の活躍が目立っており、技術者たちの間で長らく続いてきた人工知能の開発が結実したといえるでしょう。

今回はそうした人工知能の活躍をおさらいするために、特に活用が目立っていたセールス、マーケティングにおける人工知能のビジネス活用状況を振り返りました。あわせて、同業界における今後の可能性についても深掘りしていきます。

すでにセールス業務で利用されている人工知能

人工知能の能力向上により、これまでは人間が行っていたタスクの一部が人工知能の仕事として置き換わりました。このことによる恩恵を大きく受けたのが、各企業のセールス業務です。

セールス業務として毎日繰り返されるルーティンワークを人工知能が行うことで、業務の効率化がなされました。

例えば、顧客管理は人工知能によって大きく効率化された業務のひとつです。顧客のソート、フィルタリングといったこれまではマンパワーが必要となっていた業務を人工知能が行うことにより、企業にとって大きな負担軽減に繋がりました。

また、従来とは異なり、「データの意味を理解する」人工知能の誕生により、これまで以上にさまざまなデータが有用性を持つようになりました。

中には、見込み顧客との初期コンタクトを人工知能によって自動化している企業もあります。セールスの初期に発生していた工数を無くすことにより、新しいセールス法の創出により時間を割くことができるようになります。

このように、セールス業務において人工知能は、業務の効率化と営業活動の強化という2つのメリットをもたらしています。CRMツールは、人工知能の導入により、単なる顧客管理ツール以上の存在へと変化したと言えるでしょう。

マーケティング分野での人工知能活用の可能性

人工知能はマーケティング分野での活躍も期待されています。人工知能の活躍が期待される業務のひとつが、顧客をニーズや属性によって分類する「セグメンテーション」です。セグメンテーションを人工知能によって自動化することができるようになれば、DMの送付などが大幅に効率化されるでしょう。

また、正確な需要予測により、これまで以上に適切な価格設定も可能になると考えられています。一定期間内で在庫が限定されているような商品やサービスは、特にこの恩恵を大きく享受するでしょう。観光地の宿泊施設などは、まさにその例です。

こうした活用も、先に述べたデータを理解する「知性」を持った人工知能の登場によってその可能性が期待され始めたものです。ビックデータ、IoTといった他の技術とのシナジーが起こる得ることを考慮すると、さらに活用事例は増えていくと思われます。

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カスタマーサービス分野でも動きを見せている人工知能

 

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