若手エンジニアが『脱サラしてフリーランスになった人』にされた厳しい説教とは【前編】

近年ITフリーランスの需要は伸び続けている。今は正社員として働いていても、いずれは脱サラしてフリーランスになり、自分の力で勝負してみたい!と考えているエンジニアも多いだろう。俺も例外ではない。


中小IT企業に勤めるエンジニア3年目。いまの仕事や会社に不満はないが、学生時代の友達でも何人か転職をしたり独立したり活躍していると聞いて、自分の将来もこのままでいいのかと少し気にし始めた。

俺は、今日もモンモンとした月曜日を過ごし、仕事終わりに軽く一杯飲んで帰ろうと暖簾をくぐった。

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突然俺はとなりのおじさんに話かけられた。

おじさん:いい飲みっぷりだね。彼女にでも振られたかー?

おじさん
この居酒屋は常連らしい。一人カウンターで飲んでいた、謎のおじさん。年は40くらいだろうか・・・?

 

随分失礼なおじさんとのファーストコンタクトであったが、隣に座ったのも運の尽き、俺とおじさんとの会話は自然と続いた。

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俺:実は最近、仕事や人生やキャリアに悩んでいましてね…。おじさんはどんな仕事をしているんですか?
おじさん:ん? おじさんは脱サラしてフリーランスでエンジニアをしているよ。

俺:え!? おじさんフリーランスエンジニアなの!? かっけー!!!!

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俺:(フリーランスになったら、自由な時間が多くて、給料もたくさんもらえるって聞いた事がある。こんなおじさんでも脱サラしてフリーランスになれるんだ…。)

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俺:(案外、フリーランスって簡単なんじゃね? 俺の周りにフリーはいないけど、同じエンジニアとしてフリーランスという働き方はありなんじゃね?)

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俺: おじさん! いや、師匠!! 俺、前からフリーランスに興味があったんです。フリーランスについて教えてください!

脱サラしてフリーランスを志すなら夢ではなく現実を知れ!と説教された

俺のよいしょのおかげで、おじさんは饒舌に話だした。おじさんの長話を要約するとポイントは以下3点。

■ポイント1.特殊技能がないとフリーランスになれない

フリーで生計を立てている人とはどんな職種の人だろうか?税理士、弁護士、フードコーディネーター、ファイナンシャルプランナー、カメラマン、エンジニアなど…どれも専門的な知識が必要だ。一般人が真似できない技術やスキルがフリーランスの価値になる訳だ。脱サラする前に、フリーランスとして仕事を請けられるほどの実力がついているか今一度見直せ。また、今持っているスキルが錆び付かないよう、努力を続けないと近い将来仕事がなくなる。

■ポイント2.全責任は己にある

脱サラしたら会社の束縛から自由になれるが、それと同時に会社が自分を守ってくれることもなくなる。以前おじさんは、受注した案件の納期が間に合わず、気まずくて電話やメールを少し無視していたら、大クレームに発展。契約は破棄となり、その後クライアントとは一切連絡がつかなくなった。もちろん未納品になったので報酬はゼロ。サラリーマンだったら売り上げにならなくても給料をもらう事ができるが、フリーランスとはリスクにまみれた厳しい社会だ。

■ポイント3.税金や年金は思っている以上に負担

サラリーマンであれば、毎月の給料から天引きされて勝手に税金や年金の支払いは完了している。しかし、フリーランスでは月払いにならず、自分で年に1度確定申告を行い、それに基づき様々な納税を行う事になる。サラリーマン時代より報酬額が数十万の単位で増えているかもしれないが、その報酬額すべてが自分の金だと思って豪遊するとのちに痛い目を見る。収支管理を行い計画的に進めていく必要がある。

脱サラしてフリーランスになる事がいかに厳しいかを知った

浅はかな夢を見ていた俺は、おじさんからこてんぱんに説教されてしまった。
もうフリーになりたいとかいえない。正社員のままで俺は十分幸せだ…。

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おじさん:少し脅かしすぎたかな、わっはっは、そんなに心配するな!脱サラしてフリーランスになる事は、リスクや悪い事ばかりでは無い。君が知らない幸せをおじさんはいっぱい知ってるよ。

肩を落とす俺におじさんは、脱サラしてフリーランスになったからこそ得た”きらびやかなキャリア”を話し、あま~い誘惑をしてきた…。

【次回予告】若手エンジニアが『脱サラしてフリーランスになった人』にされた甘い誘惑とは

-【後編】記事-
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■若手エンジニアが『脱サラしてフリーランスになった人』にされた厳しい説教とは[後編]

厳しい話だけじゃない!
フリーランスだからこそ得られるキャリアとは!

 

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