[TECH VALLEY #4]イベントレポ!4社のグロースハック事例を大公開!

2015年4月15日、21cafe(ニイイチカフェ)にて注目の4社合同技術イベント「TECH VALLEY #4 豪華な顔ぶれ!今話題の4社でグロースハックパーティ♪」を開催しました!

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第4弾となる今回は、「iQON」を運営するVASILY社、「NewsPicks」を運営するUZABASE社、「暮らしニスタ」を運営するWILLGATE社、そして、geechsの4社が勢揃い!
TECH VALLEY#4のテーマは『グロースハック視点を持ったエンジニアのサービス開発』!
普段は聞けない各社のグロース施策をチラ見せ!♡

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それでは、各社の登壇内容のまとめをお届けします!

株式会社VASILY 梶谷健人氏
「グロースハックロードマップ 〜誰もが勘違いしているグロースの順番〜」

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株式会社VASILY グロースハッカー
iQON ADの事業責任者として売上のグロースを担当。
VASILY GROWTHHACK BLOG(http://growthhack.vasily.jp/)の著者。
グロースハックの書籍を近日出版予定。

|まとめ
✔グロースハックの定義
「数値・ユーザーの声を分析して、ユーザーの数や質をグロースさせる仕組みをプロダクトの中に組み込むこと。」

✔グロースハックをマクロ視点とミクロ視点で解説。
Ⅰマクロ視点:長期的なロードマップを独自にモデル化。
・よく取り上げられるのは、ユーザー行動をAcquisition(ユーザー獲得)、Activation(利用開始)、Retention(継続)、Referral(紹介) 、Revenue(収益の発生)に分けた考え方である「AARRRモデル」だが、存在しない課題を解決しようとしてコストを使ってしまう問題が発生する可能性がある。
・リソースの限られたスタートアップでは、「ARRRAモデル」が本質的だと考えている。
・「ARRRAモデル」の順番はActivation(利用開始)⇒Retention(継続)⇒Referral(紹介)⇒Revenue(収益の発生)⇒Acquisition(ユーザー獲得)。
・「ARRRAモデル」の中でもActivation(利用開始)とRetention(継続)が特に重要。

Ⅱミクロ視点:各フェーズで何をすべきか、今回は特に重要なActivation(利用開始)を解説。
・Activation(利用開始)はプロダクト開発前後で二つ意味がある。一つは開発前の「Problem Solution Fit」、もう一つは開発後の「User Onboarding」。
・「Problem Solution Fit」の観点では、失敗しないためには顧客がそのプロダクトをちゃんと求めているか事前に証拠を集めることが重要⇒ジャベリンボードを使用して、検証を高速で回す。
・「User Onboarding」はValue Proposition、利用方法の理解、AHAモーメントの三つの要素から成り立っている⇒growth canvasを使用して、気づきをアップデートしていく。

株式会社ウィルゲート 加藤羽也人氏
「グロースハックを実現するために求められるエンジニア像とは?」

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株式会社ウィルゲート 開発室 開発ユニット メディアチーム
主婦のアイディアが集まるサイト「暮らしニスタ」の立ち上げに携わる。
現在も「暮らしニスタ」のグロースを担当。
サービスを作る段階で感じた、エンジニアはグロースハックにおいて何をするべきか?をアウトプット。

|まとめ
✔グロースハックはなぜ生まれたのか?
・モノやサービスが溢れている現代で、作っては試す、という仮説検証を高速で回す必要性が出てきた。つまり、大量生産、大量消費の時代の終焉によるもの。
・TVなどのマスマーケティングからSNSなどの口コミでのリーチが重要に⇒熱狂的なファンを作る仕組み創りが重要。
✔グロースハックの特徴
・効果検証から学ぶサイクルを速くする。
・継続的に利用してくれる熱狂的なファンを獲得する。
✔グロースハックを実現するためにエンジニアに何が必要か?
・プロダクトマーケットフィット段階とグロース段階ではエンジニアにとって必要なものが分かれる。
・二つの段階で共通して必要なのは素早い開発。継続的デリバリーやアジャイル開発やオープンリソースの利用など意識することが多いが、特に重要なのが、ユーザーへの共感度。
・エンジニアがやる事として特に重要視しているのは、ユーザーが何を考えているのか考えながら実装すること、「作る」ことにこだわり過ぎないで既存のツールを使いこなす、という点。

ギークス株式会社 伊藤啓氏
「音ゲー「SHOW BY ROCK!!」リニューアルの裏側」

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ギークス株式会社 ソーシャルゲーム事業部 事業本部長
ディレクターとして、「SHOW BY ROCK!!」を担当。
既存/新規タイトルを問わず、コンテンツを提供するために奮闘中!

|まとめ
✔「SHOW BY ROCK!!」音ゲーアプリとは
・株式会社サンリオのキャラクターが音楽都市【MIDICITY】を舞台として活躍する音ゲー。株式会社サンリオよりキャラクター使用許諾を受け、ギークス株式会社がアプリ開発・運営している。
・2015年5月時点で100万ダウンロードを達成!
・TVアニメ(2015年4月~TOKYO MX他にて放映中)やTVCMなど、急成長中のキャラクターコンテンツ。
・ゲームエンジンには、Unityを利用し、2012年より開発をスタート。
✔ピボットした点
・あくまで、音ゲー部分は盛り上げる為のおまけ。より強いキャラクターコンテンツとなるようにゲームを再設計。
・シンプルなゲーム性は活かしつつ、お客様がよりキャラクターを愛せるようなゲーム作りを目指した。
・リニューアルで事前登録を実施。Twitterで拡散!
※リリース後の拡散による自然流入を意識した事前プロモーションも同時に実施。インフルエンサーネットワークなどを利用。
✔リアルとの連動を重要視
・カラオケJOYSOUNDとのコラボ企画、TVアニメとのコラボ企画、リアルライブ連動企画などを実施。今後も株式会社サンリオと連携した、リアルとの連動展開を計画中。
✔分析方法とツール
・キャラクターコンテンツなので、SNSなどで拡散されている情報の収集や固有キャラクターなどのトピックスをつぶやいたときにのRT数等も重要なKPIとして取得。
・AARRRモデルを基準に設定、スマホアプリ向け効果測定ツールや自社開発ツールを使用し効果測定。
・DAUが良く使われるが、広告ノイズを避けるためFQ5を使用。
・動画投稿機能・閲覧機能のあるLobiRECを使用し、動画で拡散。
・いち早くバグを見える化するため、特殊なツールを使用。

株式会社ニュースピックス 杉浦正明氏
「NewsPicksグロースハック実践 ー 実際に使っているKPIビューワーをチラ見せ!」

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株式会社ニューズピックス 杉浦正明氏 マネージング・ディレクター
2014年に株式会社ユーザベースに入社。2015年に株式会社ニューズピックスへ異動。
開発リーダーとしてNewsPicksを「世界一の経済メディア」にすべく日々奮闘中。

|まとめ
✔使用する分析ツールと分析方法
・過去にはGoogle AnalyticsやmixpanelやFLURRYも使用していたが、エンジニアとしては生データにクエリを発行したいので現在は主に自社開発管理画面を使用して分析。
・fluentdでログを収集して、AWS Redshiftにログを保存、Redshiftは自社の分析ツールがクエリを発行する、という仕組み。
✔KPIとKGI
・KGIとKPIを完全に分けて見ており、KGI 最終的なゴールとなる値とし、KGIを改善するためにKPIを設定する。
・KGIは有料ユーザー数と設定しており、有料ユーザー数を伸ばすのはオリジナルコンテンツがキーとなっている。
・一番重要なのは自社のサービスにあった成長ドライバ、伸ばすキーポイントをいかに見つけて、提供できるかどうか。
・もう一つのKGIとしてDAU、MAU、エンゲージメント率(DAU÷MAU) をチェック。
・重視すべきは7日間連続ログインベースユーザーの動向⇒このユーザーが増えていればサービス全体としては伸びていると考えることが出来る。
・日々開発をしていると開発のアイディアが色々出てくるが、リソースが限られている中で何に注力するかが大事⇒ファンネルを非常に重視している。
・コホート・ファンネル分析で、一週間毎に開発効果をチェック!

懇親会の様子

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各社の講演の後は懇親会を開催し、登壇者の皆様と参加者様の交流の場となりました。
参加者さんからは「エンジニア向けのグロースハックというテーマの切り口が面白かったです」や「全体を通してとても勉強になることばかりだった」とのコメントを頂くなど、満足度の高いコンテンツ内容になったようです。

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締めに記念撮影です!「TECHVALLEY」の「T」と「V」を皆さんにポーズしてもらいました!
皆さん、いい笑顔をありがとうございます!!

TECHVALLEYは定期的に開催しております。
次回のTECHVALLEY#5は7月頃を予定しております!
是非、お友達をお誘いあわせの上、ご参加ください♪

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