ElectronやReact Nativeの開発事例に、KinectやArduinoを使ったIoTネタまで!【JSオジサン#6_2dayレポ】

JavaScriptだいすきな男たちが集まる会「JSオジサン」。第6回は「まさかの3日間連続開催だよ!」と題して行われましたが、2日目も1日目に引き続き10名もの豪華な登壇者によるLTで大いに盛り上がりました!

JSおじさん#6

「JSオジサン」だから集まる豪華登壇者!

総勢10名の「JSオジサン」(登壇者)の皆様の登壇内容を簡単に振り返っていきます。最新のフレームワークの紹介からJavaScriptで開発できるIoT事例の紹介まで、幅広く充実した内容でした!

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|Angularおじさんの1年|

登壇者:林優一 @frontainer 氏(LIGinc.)
AngularJSとは、JavaScriptのアプリケーションフレームワークです。そのAngularJSを愛用している林氏から、AngularJSの2015年のアップデートの動きを振り返っていただきました。AngularJS2.0が現在開発中で最も動きがあったよう。それ以外のバージョンだとひと月に1、2回のアップデートがあったようです。アップデートの裏でどんなニュースがあったのか、細かく1月から8月までを振り返り、今年の動きをキャッチアップできるLTでした。


|Riotの話

登壇者:フミリア 氏(フミリア・ラボ)
21cafeでは、よくLaravelのコミュニティイベントを開催している古川氏。今回のLTのテーマは、Reactのような超軽量のUIライブラリであるRIOTについてです。2014年4月のリリースからのバージョンアップの動きやRIOTで出来ること、特徴などをお話頂きました。現在は、まだ仕様が練り切れていない点がいくつかあるようですが、古川氏は「シンプルで機能十分なUIライブラリ」として、今後に期待しているようです。

|React Native – ネイティブ開発の覚醒

登壇者:今井貴之 氏
今井氏は先日公開したばかりのスターウォーズにかけた、React Nativeに関する発表でした。React Nativeは、JavaScriptのライブラリであるReactの機能をアプリ開発に適応させたもので、アプリ開発に頭を悩ましていたJavaScriptエンジニアにとっては救世主になりうると今井氏。今井氏が現在React Nativeで開発中のサービスを事例として紹介していました。使った結果、まだ気になる点はありつつも、実感としては使い易かったようです。

|Electronで社内ツールを作ったお話

登壇者:ごみばこ @sters9氏
デスクトップ向けアプリをWeb技術で作れるアプリケーションエンジンElectronは現在注目される技術のひとつ。ごみばこ氏によるとElectronはJavaScriptエンジニアが社内ツールを開発するのにオススメだとか。実際に社内ツールをElectronで作成し、社内からも好評だったようです。社内ツールを開発する際、ツールを要求する社内のユーザーや、インフラ担当者、そしてJavaScriptで開発をしたい自分自身、その関係者全員の利害を調整できるのがElectronだと今井氏は熱弁していました。

|New Generation Build System “Fly”

登壇者:杉原碧志 氏(Goodpatch)
Node.js製のビルドシステムであるFly。杉原氏のLTでは、Flyについて、同様のシステムであるgulpを比較しながらお話頂きました。Flyはgulpに比べ、よりコードを書くように設定ファイルを作れるのが特徴の一つです。SassをCSSにコンパイルするファイルを作成した場合を例に出し、Flyの場合とgulpの場合で比較しながら、その違いを説明されていました。現在は新しいがゆえにプラグインが少ないという課題がありますが、プラグインも簡単に作れるので、今後に期待したいというのが杉原氏の見解でした。


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|React+fluxを導入した話

登壇者:ほと @hoto17296氏(Gaiax)
今年の初めからReactを愛好しているというほと氏は、社内向けSNSをReactとfluxで書き直したそうです。この経験でほと氏が意識したのは「もし自分が、今このチームにジョインした駆け出しエンジニアだったら」と考え、学習コストを抑えること。Reactとfluxに限らず、新しい技術の導入を考える際に、とても参考になる内容だったのではないでしょうか。

|JSとKinectさん

登壇者:あみみみ氏(comsize)
最近のJSオジサンのLTでは、IoTがネタとなる登壇が増えてきましたが、あみみみ氏のLTもIoTについて。Kinectとは人間の身体の動き、ジェスチャー、音声などによる操作を可能とする機器で、Xboxなどのゲームの開発に活用されています。あみみみ氏はこのKinectをJSで動かしデモを行いました。Kinectに人の手の動きを認識させ、両手のグー・チョキ・パーの組み合わせによって、プレゼントがもらえるというシステムを実践していました。差し迫ったクリスマスにかけたプレゼント企画に会場も盛り上がっていました。

|JavaScriptとArduinoでリアルタイムに温度を測る。

登壇者:かわのようへい氏(Technical Rockstars)
かわの氏はArduinoと温度計を使い、温度測定をしたIoTについてLT。Arduino以外でも挑戦したことがあるみたいでしたが、その端末では、とても難しく断念。Arduinoは扱いやすいとのこと。温度計と繋ぎ、milkcocoaと連携させ、リアルタイムに温度観測を行いました。今回のIoT開発に掛かった費用は、秋葉原で必要なものを揃え4,000円程度。「お手ごろな価格で、簡単に始められるので、是非IoTに挑戦してみて欲しい」とIoTへの熱を語っていました。
https://esa-pages.io/p/sharing/409/posts/490/4d14d3e87b60c0dac0d1-slides.html#/

|Node.jsで心拍センサ使ってみた

登壇者:篠原弘光 @shanonim 氏(モンスター・ラボ)
篠原氏は、業務ではAndroid開発を行っていますが、ArduinoとJohnny‐fiveと心拍センサーで人体IoTに挑戦。更にmilcocoaと連携することで、オンラインで心電図を見ることができるようになります。また、これを活用し、ねむみ感知器を開発。人は眠くなると心拍数が下がるので、感知器で眠気を察知したらSlackで通知するというもの。「JavaScriptでIoTは意外にも簡単だった」というのが篠原氏の所感でした。

|openframeworks emscripten

登壇者:ねろ 氏(カヤック)
openFrameworks(略してoF)とはC++のオープンソースツールキットで、流体シュミレーション、パーティクルの表現、音との連携などに強いことからクリエイティブコーディングで人気のツールです。このoFの最新版0.9が今年11月からEmscripten(エムスクリプテン)に対応し、oFがブラウザで動くようになりました。ねろ氏から、さっそく試してみた所感をお話頂きました。基本的な2D/3D描画が動きますが、OSによってはデバイスへのアクセス等まだ課題があるようです。しかし、新しい技術で面白い表現が出来るので今後も注目したい技術です。


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全ての登壇者のLTを終え、最後はJSオジサンおなじみの挨拶で締められました。

今回のJSオジサン#6「まさかの3日間連続開催だよ!」はschooで生配信されました。
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1日目
2日目

勉強会主催コミュニティ「JSオジサン」

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▼代表者
右寺隆信(@migi)、小島芳樹(@yoshikikoji

▼公式アカウント
Twitter:@JS_ojisan
ハッシュタグ:#jsオジサン
Facebook:JSオジサン
公式HP:http://jsojisan.jp/
コミュニティ紹介:「JSオジサン―21cafeのカジュアルな雰囲気は、来場者との距離の近さを大切にしているJSオジサンと相性抜群」

JavaScriptを愛するオジサン同士で飲みながらワイワイ語り合いたい…という想いから始まった勉強会。立ち上げ当初は、居酒屋のような場所でこじんまりと少人数でやる予定が、イベントを告知してみたところ初回でも200人以上の方がエントリー!予想をはるかに超えた大規模なイベントとしてスタートしました!毎回エントリーが殺到し、取材を受けるほどに大きく成長したコミュニティです。

今後も定期的にイベントを開催していく予定です。
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