HTML5ビギナーズ達へ!よくあるつまづきポイントの乗り越え方【勉強会レポート】

HTML5初心者を対象にした勉強会コミュニティである「HTML5ビギナーズ」。先日、その第14回目が21cafeで開催され、5名の登壇者から技術習得するための心構えや知っておくと便利なTipsが披露されました。その様子をレポートします。

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HTML5の先輩たちが、ビギナーたちへ贈る「つまずきを克服する方法」

■Foresee 見極めること

発表者:菊池 聡氏(Web Directions East合同会社)

菊池氏からは移り変わりの激しいこの業界で生き残るために「多角的視点を持つ」ことの大切さをお話頂きました。自分の扱う技術について、今まで習得のために払った経済的・時間的コストかた執着しすぎると、縮小していくマーケットに飲み込まれてしまう可能性があります。菊池氏は「目先のコストではなく、常にマーケットを客観的に分析し、将来得られるメリットに目を向けることが大切だ」と言います。そのために意識するべきなのは“社長としての目線”です。

菊池氏も10年学習してきた技術が移り変わり、あらたな技術にとって変わられた経験をしたそうです。受け入れがたい感情はありながらも、菊池氏は時代に合わせました。また、レスポンシブデザインを採用したことも真逆のエピソードとして紹介してくださいました。当時懐疑的な意見もあったレスポンシブデザインでしたが、菊池氏は複数の数値から正確にその価値を判断し、日本ではじめて導入しました。その分析通り、レスポンシブデザインはいまや広く受け入れられています。
流行り廃りのスピードが速まる業界で生きるエンジニアにとって、大変貴重なお話をきくことができました。

■慣れる?JS 素早く究明!デバッグ入門

発表者:Kuniwak氏


Kuniwak氏には、デバッグ時間のうち大部分を占める”原因究明”の時間を「多段式エラープルーフ」で短縮化する方法を紹介いただきました。多段式エラープルーフとは、複数レイヤーのエラープルーフを併用した開発スタイルです。

▼レイヤー別のデバック手法(所要時間が短い順)
・構文ハイライト
・リント
・静的型検査
・単体・結合テスト
・E2Eテスト
・ステップ実行

これらのデバック手法は、所要時間が短いほど守備範囲が狭くなっています。これらを併用することでより高速なレイヤーでバグを発見することでデバック時間を短くすることができます。それぞれのツールやフレームワークをすべて見につけることは大変ですが、少しづつでも習得することでデバック時間は短縮できるように開発スタイルを見直すことができます。最後には自身の開発現場における事例も紹介し、とても参考になるお話でした。

■一人で使う/チームで活用する WebStorm

発表者:田中孝治氏(株式会社シーブレイン)

田中氏からはIDE(統合開発環境)であるWebstormの活用についてお話いただきました。田中氏の所属するシーブレインではフロントエンド向けのエディタとしてWebStormを採用しているそうです。今回はWebStormの特徴や気になる点を特に、チームで活用する際のポイントを発表していただきました。

田中氏が考えるWebStormの魅力は2点。カスタマイズなしで便利な機能が使えることと、gulp/grunt、Vagrantなどモダンな技術への対応が早いことです。こうしたWebStormの利点を生かしチームでのWeb制作をより楽に行うテクニックは、設定をGitのバージョン管理で共有すること。WebStormの機能を制作現場で生かすノウハウを得ることができました。

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