年収0円から1000万円!現役フリーランスエンジニアが賢く稼ぐ戦略を語るイベント【レポート後編】

先日、「フリーランスエンジニアの賢く稼ぐ戦略」をテーマとしたトークイベントが、21cafeで開催されました。このイベントは、『エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方』を出版したばかりのフリーランスエンジニアの大和氏と、大和氏を支援するフリーランス専門エージェントgeechs(ギークス)が共同で開催。

当日の様子をフリーランスの基本知識の解説と合わせてお伝えする、このイベントレポート。後編である今回はパネルディスカッションの様子をレポートします。

前編の様子はこちら

2部はフリーランスにまつわる“ぶっちゃけ”パネルディスカッション

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▲増田氏 プロフィール
2013年フリーランスエンジニア専門のエージェント事業を展開するギークス株式会社入社。法人営業を経験後、現在はキャリアカウンセラーとして、一人ひとりにあった案件情報のご紹介を通した営業活動のサポートや、3年後5年後を見据えたキャリアアドバイスを行っている。ITエンジニアの相談実績600件という豊富な経験と、クライアントニーズやIT市場の深い理解が強み。誠実な人柄があいまって、担当フリーランスからのリピート依頼が後を絶たない。2016年10月にはギークス社内での優秀賞を獲得。

■  「フリーランス独立後すぐに仕事が見つかるのか」

「ギークスを訪れるフリーランス独立を検討中の方も、よく“仕事が見つかるのか”ということを気にされる」という増田。それに対し大和氏は「一定のスキルがあることは前提だが、今エンジニアは引く手あまた。案件はたくさんある。」と答えます。さらに「一個人が営業する中でその多数の案件や企業に手が届くかというのが課題。エージェントを使えば既に案件を持っているので、すぐに仕事を決めることは難しくない」と、個人で営業をし苦戦した経験を踏まえて答えていました。

今はフリーランスエンジニアにとって、いわゆる“売り手市場 ”。市場を知るエージェントとして増田は「ニーズが高まっている市場にどれだけ早いタイミングで参入するかというのも、今後フリーランスとして活躍する上でひとつのターニングポイントになる」と語っていました。

フリーランス知識① フリーランス市場の盛り上がり
2015年から2016年のフリーランス人口の増加率は117%という数字もあるほど、フリーランスという働き方は急速に普及しています。2016年後半からは政府も「働き方改革」を大きく打ち出し、より一層注目を浴びていくことが予想されます。ギークスの社内でも、案件数やエンジニアの新規問い合わせ数はここ5年で2倍以上に増加しています。

 

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■  「フリーランスエンジニアの稼ぎ方」

トークテーマは、今回のイベントの主たるテーマでもある“稼ぎ方”にうつります。大和氏は、フリーランスであっても安定して仕事を得られる点に魅力を感じ、ギークスが提供するような常駐型の案件受注を選択しています。「契約が長期になると、収入や働き方も安定し、契約金額アップの交渉もしやすい状態だ」と語ります。

しかし、あわせて大和氏が語るのが「契約金額のアップだけが稼ぐ方法ではない」ということ。フリーランスの正社員の働き方では、パラレルキャリアが実現しやすさに差があります。大和氏流の稼ぎ方は、フリーランスの「複数の仕事を掛け持ち」を大いに生かしたものです。

大和氏曰く、「契約が長期になり仕事が安定して負荷が減ってくると、開発業務だけでない仕事に手を広げることもできます。その仕事で得た報酬によって収入をアップさせる戦略もあります。私は執筆業務やオンラインプログラミング講師などをしています。」とのこと。

増田は、フリーランスという働き方の自由度の高さを踏まえ、「キャリアの積み方は本当に人それぞれ。エージェントはその人の希望するメリットを提供できるように取り組むべき。」とエージェントの役割を語っていました。

■ 経歴書・スキルシートの重要性

続いてのテーマは経歴書・スキルシート。「スキルシートは、技術的な側面からこれまでどういう経験をしてきたかを記載した書類。これを書くのは結構大変ですが、フリーランスエンジニアが自分のスキルをアピールするためにはとても重要です。」と、増田がキャリアカウンセラーの目線でこの書類の重要性を説きます。

「エージェントのキャリアカウンセラーを活用すると、より自分のセールスポイントが際立つ スキルシートを書くことができる」と大和氏。エージェントのキャリアカウンセラーは、市場感を踏まえながら客観的に、そのフリーランスエンジニアの強みとなるポイントを探っていきます。その過程で自分では気付いていなかった強みを発見できることもあるのです。

フリーランス知識② 正社員の転職とフリーランスの独立、その違いは?

正社員採用とフリーランス採用では、企業が重要視するポイントが違います。正社員であれば、長期的に働き、企業のその時々の状況に柔軟に対応していける方を求めることが多いので、企業文化へのマッチなどが重要視される傾向にあります。一方、フリーランスに求められているのはスキルです。もちろん企業文化とあう方のほうがその企業と馴染みやすくなりますが、それよりもクライアント企業は自分達の求める技術力(=自社の課題を解決するのに必要な技術)が何よりも重要視される場合が多いのです。その技術力をアピールする武器がスキルシート。企業はそのスキルシートによって商談を行なうか検討するので、その内容は正社員以上に重要です。

 

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■ フリーランスならではお金の管理

フリーランスとして独立した際の大きく変化する点に、収入のアップがあげられます。しかし、ここにフリーランスになりたての方が注意すべき落とし穴が。大和氏もその落とし穴にはまってしまったそう。

「独立して報酬が1.5倍程度に上がる人もいる。しかし、その中から自分で税金や年金・社会保険など払ったり、退職金に変わるものを積み立てることも必要です。手に入る金額は大きいですが、そこから後々払わなくてはいけない金額を残しておくという管理をしなくてはいけません。」と、大和さんは自身の失敗談を笑いも含めて紹介してくださいました。

■ フリーランスだから実現できる自分なりの働き方

最後のテーマは「副業」。そこから自分の希望の働き方へトークは展開します。大和氏が副業をする理由は“せっかく会社を辞めてフリーランスになったんだから、いろんなチャレンジをしよう”という想いから。現在オンラインプログラミング授業を行なうCodeCampの講師や書籍の執筆活動を精力的におこなっています。

正社員で働いていると、勤続年数が上がればマネジメント業務を任されるようになります。しかし大和氏は、「私は管理業務よりもモノづくりに興味がありました。現場のプログラミングをやり続けられる立場を求めてフリーランスになりました」と語ります。自分のやりたいと思うモノづくりのプログラミングを突き詰めながら、フリーランスのメリットを生かしてあらゆる副業に挑戦。自分なりの働き方を実現している真っ最中です。

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まとめ

今回はこれからフリーランスを目指す方向けのテーマを中心にパネルディスカッションを展開していきました。その中から、まとめとなる重要なポイントを4つピックアップしておきます。

・市場に案件はある!希望の案件にアクセスできるような営業手法を選択しましょう。
・フリーランスの稼ぎ方はさまざま。開発のプロフェッショナルになるか、仕事の幅を広げてパラレルキャリアを実現するか、自分の理想の働き方を探りましょう。
・スキルシートはフリーランスエンジニアの武器!キャリアカウンセラーに相談しつつ、最新のスキルシートを維持しましょう。
・嬉しい報酬アップ!フリーランスになるとお金の管理は自己責任なので注意。

パネルディスカッションの後は、ドリンクやフードを食べながら懇親会を実施。懇親会も多くの質問があがり、多いに盛り上がりました。

ギークスはお仕事紹介だけに留まらず、フリーランスがより働きやすい環境を作るべく、2016年1月よりフリーランス向け福利厚生プログラム『フリノベ』を提供開始しました。このプログラムでは「仕事・キャリア」「ネットワーキング」「ヘルスケア」「エンターテイメント」「ライフイベント」の5つのカテゴリーでサービスを提供。あなたのフリーランスライフをより充実したものにいたします。

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