月間6億ユーザー突破した「インスタグラム」の日本社会への影響

SNSのシェアは日々変化し続けていますが、今一番勢いのあるSNSといえば「Instagram(インスタグラム)」でしょう。写真に特化したSNSとして若いユーザーを中心に爆発的人気です。エンジニアの方にも利用者が多いのではないでしょうか。

文字ではなく写真を中心としたコミュニケーションというだけでも、ツールとしての着眼点を評価することはできます。しかし、近年は日本に与える社会的な影響も無視できないレベルになってきているのです。

今回は、インスタグラムが日本においてどのように成長し、どのような社会的影響を与えているのかという点について検証していきます。

「インスタグラム」の脅威的な成長スピード

まずはこれまでのインスタグラムが辿ってきた成長のスピードについて振り返ってみましょう。SNSの成長と語る上でひとつのポイントとなるのは、ユーザー数の増加です。

2014年時点では、既に3億人のアクティブユーザーを獲得していました。その後、アクティブユーザー数が5億人に達したのは2016年の6月のことです。さらに半年後には6億人と、成長スピードは加速度的に上がってきています。

この背景にはインスタグラムがローンチからユーザーに提供してきた画期的なシェア体験があると見て間違いないでしょう。写真にフィルターをかけられる「ストーリー」や、ライブ動画機能の導入、ダイレクトメッセージで利用できる「消える写真」など、他にはないユーザビリティを提供しています。

また、近年では広告ビジネスに注力していることでも知られています。ごく最近のところだと、アプリ内で商品の閲覧が可能となる機能を追加するアップデートが行われました。結果としてモバイル広告の売り上げだけでも15億ドル(約1,770億円)に達し、2018年には50億ドルにまで増加する見込みです。

この成長スピードだけを鑑みても、インスタグラムが単なる写真共有SNSではないことがお分かりいただけたかと思います。その驚異的な躍進の速さは、今後も衰える見込みはありません。

日本で起こっている「インスタ映え消費」とは

インスタグラムは日本国内の消費においても無視することができない影響を与えています。インスタグラム上で話題になった商品がユーザー同士で拡散され、よく売れているというのです。

インスタグラムで写真映えする商品は「インスタジェニック」と呼ばれていますが、まさにこのインスタジェニックになれるかどうかが、ヒット商品になれるかどうかのポイントとなっているといっても過言ではないのです。

この背景にはSNSユーザーの増加とスマートフォンの普及があると考えられています。ユーザーは商品が気に入るとSNSでシェアしてくれるのです。インスタグラムの場合は、写真付きのシェアという点でアパレル系のアイテムとの親和性も高く、スマートフォンのメインユーザー層とも合致しています。

特に海外セレブリティや国内の有名芸能人がインスタグラムに商品を投稿すれば、その広告効果は甚大です。一般ユーザーの間でも、「インスタ映え」する商品を投稿して「自分の存在を拡散したい」という欲求を満たす動きも見られています。このように「インスタ映え需要」は、ヒット商品を生み出す上で今や重要なキーワードとなっているようです。

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