月間6億ユーザー突破した「インスタグラム」の日本社会への影響

情報が「横の流れ」に変化している

上述したインスタグラムによる国内需要への影響からわかるのは、「情報の流れの向きが変わった」という事実です。

従来、情報の向きは「情報を多く持つもの(マスメディアなど)」から「情報をあまり持たないもの(一般消費者)」へと縦に流れていくものでした。近年はこの流れが、ユーザーからユーザーという横の流れに変化しています。

つまりユーザーは誰もが情報発信者だということです。企業のマーケティング活動においては、自発的に製品のアピールポイントをシェアしてくれるユーザーをいかに増やすかが重要になってきます。もちろん製品そのもののクオリティ向上はそうしたユーザーのアテンションを引きつける方法のひとつでしたが、近年は上述した「インスタ映え」を意識することも重要となっています。

ユーザーの層と求めるシェア体験の合致が成功の秘訣

飛び交い続けている「インスタ」という略称や、若者が利用しているという華やかなイメージから、特に深堀りすべきコンテンツではないと決めつけていた方も多いかもしれません。しかし、上述したような内容を読んでいただければ、そのヒットの背景の奥深さに気づいたのではないでしょうか。

インスタグラムの成功は、メインユーザーの層とそのユーザーが求めていたシェア体験が一致した結果といえます。情報の流れが横に変わった現在、売れる商品やサービス、コンテンツを生み出すためにはいかにそうした横の流れに組み入れるかが重要になってくるということです。

エンジニア、ひいては企業全体が次のヒット商品を生み出すための鍵は、この部分にあるのではないでしょうか。

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