共存は可能?人工知能とエンジニア

「20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。」グーグルの元CEO、ラリー・ペイジ氏によるこの発言にもあるよう、最近では人工知能の普及は凄まじい普及をみせています。

本当にほとんどの仕事が機械に代わってしまうのか、エンジニアは人工知能とどのように向き合っていくべきなのかご紹介します。

人工知能の現在

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「人工知能」と言っても非常に様々な分野を含んでいます。我々の身近にもある「人工知能」としては機械学習、Deeplearing、画像認識、音声認識などの分野が挙げられます。

その中でも一般的なのは機械学習をコアとする人工知能です。世界最強のプロ囲碁士のイ・セドルを4勝1敗で破り話題になったAlphaGOがその一例です。あくまでも囲碁の事例ですが、あらゆるパターンを機械学習することにより、人間をはるかにこえるパフォーマンスを発揮することができます。ただし、既に存在するデータや事例をもとに発揮されるパフォーマンスであって、何かを創造することは未だ難しいとされています。

ではそれに取って代わられてしまう仕事とは何なのでしょうか。

人工知能によって無くなる職業の事例

 保険業者  スーパーのレジ係
 税務申告代行者  パラリーガル,弁護士助手
 銀行の新規口座開設担当者  測量技術者,地図製作技術者
 証券会社の一般事務  造園・用地管理の作業員
 自動車保険鑑定人  建設機器のオペレーター
 スポーツの審判員  訪問販売員
 レストランのウェイター  小売り店販売員
 データ入力作業員  給与・福利厚生担当者
 動物のブリーダー  娯楽施設の案内係
 図書館司書の補助員  貨物取扱人
 データ収集・加工・分析  調査担当者

※オクスフォード大学の論文で発表された「あと10年~20年でなくなる職業」の一部を抜粋しております。

“正確性を要求される”または”単純作業・マニュアル化しやすい”といった職業はなくなり可能性が高いと考えられています。数パーセントではありますが、エンジニアも無くなってしまう職業と位置づけられています。

しかしそれは上記にもあるように、”単純作業やマニュアル化しやすい”といった点で懸念されているだけで、エンジニア職という職業自体が無くなることはないとされています。

人工知能にはできない仕事

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■ クリエイティビティ

前述にでもあげたとおり、基本的に過去にデータが無い事情に対し、独自で新たに創造することは難しいと考えられています。多くの部品を集め、組み立てることはできても、部品を使って何をつくるかということに関しては答えを導きだせないということです。

■ リーダーシップ

人工知能の方が知識や判断能力は圧倒的に優秀かもしれないが、目には見えない人としての魅力がリーダーのもつ一つの大きな要素と言っても過言ではありません。その人間力でもってビジョンやミッションをかかげ、人を導いていくという意味では、まだ人間がロボットについていくことはなさそうです。

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