エンジニアとディレクターに聞いて分かった、ミスコミュニケーションを防ぐ3つの方法

『エンジニアとディレクターのミスコミュニケーション』この問題に悩んだことがあるエンジニアは少なくないのでしょうか?コミュニケーションの問題は、相手のあることですから、一人では解決できません。しかし、最も悩ましく解決したい課題ですよね。

今回は、エンジニア・ディレクターの方にヒアリングし、どこにズレが生じてしまうのか調査しました!少しでもこの悩みから開放されるように、エンジニアから働きかけられる解決法をご紹介します。

Startup Stock Photos

ディレクターとのコミュニケーション、こんな場面で悩みませんか?

まずは「こんなディレクターはいやだ!」と言ってしまいそうな、ミスコミュニケーションの実体験を紹介。共感してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

■仕様が頻繁に変わり、手戻りが多い

「細かい調整は都度調整していきましょう」と仕様が決まりきっていない状態で依頼が来て、結局後から仕様変更になって実装をやり直す…。そんなことが何度も繰り返されるうちに身も心も疲弊してしまいますよね。

■仕様についてすべて口頭で伝えられ、結局自分で仕様書を書くことに…

仕様変更内容もすべて口頭で伝達。口頭で伝える分その場のコミュニケーションは充実するかもしれませんが、後々FIXした内容が分からず混乱の状態になってしまうことも。「前と言ってたことが違う・・・」といった場面に、エンジニアであれば、1度は遭遇したことはあるのではないでしょうか。

■出来るか分からないことが決定事項として降りてきた

エンジニアのいない場面で「これはエンジニアに任せれば可能」と仕様が決定!突然に必要な素材が送られ「よろしく」と……。せめて、事前に説明してほしいですよね。

■ただの作業者として扱われているような気がする

何のための機能なのか目的を明らかにされずに仕事を振られてしまう…。説明不足で認識の違いを生んでしまう上に、チームメイトでなく作業者として扱われているようで悲しい気持ちに…。

こんなミスコミュニケーションがあると、仕事の疲れは倍増。他にも困ったり、悩んだりしてしまう場面は多々あるかと思います。しかしそんな場面でも、もちろんディレクターもエンジニアを苦しめたいとは思っていません。

そのときディレクターは何を考えているの?

ミスコミュニケーションを防ぐには、相手の考えていることを知ることが一番。エンジニアが困ってしまうようなコミュニケーションを取ってしまったとき、ディレクター達は何を考えているのでしょう?

「前出来るって言ってたのに…。」

「仕様変更で他の領域に問題あるならアラート上げてほしかった…。」

「なんでその見積もりになるの?」

「技術用語分かってる前提で話さないでくれ~(涙)」

「勉強するので必要な前提知識を教えてください!!」

見て分かる通り、すべては“技術への理解度が違う”ことに起因しています。ディレクターは技術のことは分からないからこそ、エンジニアが「出来る」と言ったことはすべて信じてしまうし、詰めなければならないことに気づけずに進んでしまうことがあります。

今回ヒアリングをしてみると、ディレクター側では技術のことが分からないがゆえの要望として「分かっている前提で話したり、分からないからと諦めて説明不足にならならないでほしい」「ディレクター側の理解が必要なら勉強するので、何を求めているか教えてほしい…」などがありました。

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“技術への理解度”というエンジニア-ディレクター間のギャップを埋めるには、具体的にはどうしたらよいでしょう?次からは実際にエンジニアが実践し、有効だった3つの方法を紹介します!

ミスコミュニケーションを防ぐ3つの方法

■その1:曖昧な表現を避け、確認をしっかり行う

「以前の○○と同じような機能で」など曖昧な表現での依頼を受けてしまうと、後から認識との相違点が出てしまうなど手戻りを増やすことになります。以前実装できたものと一見似たような機能だと、エンジニアではないディレクターにとっては「可能なこと」と思ってしまいがちです。ここはエンジニア側から歩み寄り質問することで曖昧な点を具体的にするコミュニケーションをすると、後からの仕様変更を抑えることができます。確認しないといけないことをディレクターから仕様が来るまで待つのではなく、エンジニア側からアプローチすることも大切です。

■その2:技術的な話は噛み砕いて説明する

仕様を具体的にしていく中で技術用語を使いすぎないことも大事です。相手が理解できる言葉を使うことはコミュニケーションの基本とも言えますね。ディレクターがエンジニアと同レベルで技術の専門用語を理解しているとは限りません。そのため、専門用語を使った会話の中で合意がとれても正確な理解がないまま進んでしまう可能性もあります。技術用語を多様せず、噛み砕いて説明することで、あとで「考えていたものと違う」なんて事態を避けることができます。

■その3:議事録を取るなどドキュメント化する

仕様書やミーティングの議事録など、ドキュメントを残すのはとても大切。本来誰の仕事かということは別にして、プロジェクトの円滑な進行や自分の業務の安定化のためにとても役立ちます。今回ヒアリングを行ったエンジニアでは 「なかなかディレクターの手が回らないと、仕様書がないまま開発することもあるが、そのときには自分で仕様書を書く」という方も。現場での口頭のコミュニケーションが充実すれば開発事態は出来ますが、これらのドキュメントはメンバー異動があった時のキャッチアップのためにも役立つのです。

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結局…“歩み寄る心がけ”がなにより大事

これまでミスコミュニケーションを防ぐための3つのコツをご紹介してきました。テクニックとして実施しても効果はあるかもしれませんが、やはり大切なのは“歩み寄る心がけ”。どの方法も歩み寄ろうという気持ちがあれば、より上質なコミュニケーションが取れますし、自分の心理的にも負担なくできます。

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相手がディレクターである場合に限らず、コミュニケーションは時に煩わしく感じてしまうもの。しかし、丁寧にコミュニケーションを図ることは、それにかかる手間以上に得られることもあります。

業務がスムーズになることはもちろん、コミュニケーションが円滑なチームでは互いに信頼感が醸成されますし、成果をあげたときの達成感もひとしおです。これは長期的に見れば、大きな資産になります。これを機会に、コミュニケーションを見直してみてはいかがでしょうか。

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