【初心者向け】5つのVRデバイスの性能を比較してみた

2016年は「VR(ヴァーチャルリアリティ)元年」と言われています。まるでそこにいるような没入感を味わえるVRのコンテンツが一般的になりはじめ、昨今ではいろいろなメーカーがコンシューマー向けVRデバイスの開発を行うようになりました。ガジェッターとしては興味を持たずにはいられません。

新しいデバイスが発売されはじめたときはいつもそうであるように、どのVRデバイスも個性的です。だからこそ、面白い時代だとも言えるでしょう。今回は2016年8月時点でリリースされているVRデバイスである「Oculus Rift」、「PlayStation VR」、「Cardboard」、「Gear VR」、「ハコスコ」を取り上げ、それぞれの特徴を検証していきます。

Xbox One、Windowsのソフトも楽しめる「Oculus Rift」

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参照:http://venturebeat.com/2015/05/06/oculus-rift-virtual-reality-headset-wont-ship-to-consumers-until-early-2016/

最初に取り上げるのは「Oculus Rift」です。開発を手掛けたOculus社はFacebookに買収されたことでも知られていますね。2016年の1月7日に予約が開始され、同年3月28日に満を持してリリースとなりました。

メインのプラットフォームは自社が開発する「Oculus Store」ですが、その他のプラットフォームでも購入可能。コンテンツを楽しむためには高性能なPCが必要です。操作にはXbox Oneのコントローラーを使用します。今後はXbox Oneのコンテンツや、Xbox Oneとシームレスに利用できるWindows系コンテンツの配信が期待されています。

国産ゲームをプレイするなら「PlayStation VR」

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参照:https://www.playstation.com/en-au/explore/playstation-vr/

PlayStation VR」はPlayStation4の拡張ハードウェアとして、2016年10月にリリースを予定されているVRデバイスです。先行予約もすぐ完売するほどの人気ぶりを見せています。

PlayStation4の拡張機器ということで、プラットフォームもPlayStation4となります。したがってプレイできるコンテンツはPlayStation4に対応しているものだけです。ただ、PlayStation4から出力するBlu-rayの映像や、nasneで録画したテレビ番組などは視聴できます。

現在50本以上のローンチタイトルが発売決定しています。また、PlayStation4でリリースされてきたビッグタイトルは、PlayStation VR向けに開発されるとみて間違いないでしょう。

手軽に楽しめるビギナーモデル「Cardboard」

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参照:https://store.google.com/product/google_cardboard

Google開発の「Cardboard」も注目を集めているVRデバイスです。“カードボード(段ボール)の名の通り、段ボールを使用した組み立て式のデバイスとなり、値段も1000円ほどとリーズナブル。手持ちのスマートフォンで簡単にVRコンテンツを楽しめることができます。

楽しめるコンテンツはスマートフォンの対応アプリで配信されているものになります。前後左右上下といったプレイヤーの位置情報はスマートフォンのコンテンツ内では反映されないものの、コンテンツへの没入感は十分に味わえるというのが一般的な意見です。解像度の高いスマートフォンであれば、十分に楽しめるでしょう。

リーズナブルな価格でハイエンドモデルと遜色ない「Gear VR」

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参照:https://www.flickr.com/photos/samsungtomorrow/15158395003

Gear VR」はサムスンから発売されたVRデバイスです。2015年12月には先駆けてリリースされ、すでに多くのユーザーに利用されています。1万5000円程度とリーズナブルなことから、比較的手軽に手に入るVRデバイスとして人気です。

開発はサムスンとOculusが共同で手掛けており、プラットフォームはOculusの「Oculus Store」となります。スマートフォン「Galaxy」シリーズ限定の拡張デバイスですが、ハイエンドなVRデバイスのようにPCはゲームハードを必要としないため、ほぼスタンドアローンで動作すると考えることができます。Netflixといった動画配信サイトのコンテンツを横になりながら楽しみたいときには、打ってつけのデバイスでしょう。

可愛くおしゃれにVRを楽しむなら「ハコスコ」

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参照:http://2vr.jp/2014/09/07/hacosco-developer/

国内における低価格VRデバイスとしてすでに多くのユーザーを獲得しているのが「ハコスコ」です。(株)ハコスコから発売されているこちらは「Cardboard」と同様に段ボールを素材としており、値段も1,000円程度と非常にリーズナブル。誰でも手軽にVRの体験ができることから、ライトユーザーを中心に非常に人気となっています。

iPhone、Android端末を差し込むことで、VRコンテンツを楽しむことができます。同様デバイス「Cardboard」との大きな違いはレンズが1枚の一眼となる点ですが、立体感がなくなることで「VR酔い」が軽減されます。アーティストとのコラボデザインによるモデルを展開しているのも特徴です。

VRは今後どんな展開を見せるのか?

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VRデバイスは現在、ハイエンドモデルリーズナブルなモデルが、それぞれの特徴を打ち出しています。迫力のVRコンテンツを楽しめる一方、寝転がりながら映像を見ることができるウェアラブルデバイスとしての側面もVRデバイスのメリットです。

今後は、没入感が求められるコンテンツではハイエンドなモデルを装着し、ソファでくつろいでいるときはリーズナブルなモデルを装着する、というように棲み分けができていくかもしれません。当然、それに伴いデバイスの軽量化やスタンドアローン化が進んでいくことでしょう。

コンテンツづくりにおいても手軽にVRコンテンツを制作できる機器やツールが開発されており、クリエイターは続々とVRコンテンツの制作に乗り出しています。音楽配信が一般的になったように、インディーズクリエイターによるVRコンテンツが増えていくかもしれませんね。

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