高まる需要!ドローン開発で必要になる「開発環境」と「スキルセット」とは

今、何かと話題のドローン。大きな可能性を秘めていると同時に、多くの企業がこれを使ったプロダクトの開発に乗り出してきています。しかし、ドローンについて明るくないプログラマーにとってしてみればまさに未開の地とも言えるこの分野。「開発をするためにはどんなスキルが必要なの?」「どのメーカーのAPIやSDKに対応させればいい?」などなど、悩みの多い問題です。

そこで今回は、代表的なドローン開発のプラットフォームやキットについて、「何ができるのか?」「言語など、必要なスキルセットは?」といった点を解説していきます。

DJI DEVEPER「DJI SDK」

20160927_1

DJI Deveperが提供する「DJI SDK」は、同社のドローン関連アプリの開発に最適なキットとなっています。これを利用することで、開発者はドローンの姿勢を制御できるとともに、バッテリーの管理なども行えます。つまり、フライトコントローラーの部分を自分の手で実装する必要がないので、独自のアプリケーション開発に専念できる、というわけです。

なお、「ドローンと言えばDJI」と言われるくらい、DJIのプロダクトは現在業界で大きなシェアを占めています。そのため、これから開発に携わろうとお考えの方は、はじめにこちらのメーカーのものからトライするのがおすすめです。

■DJIが提供する3つのSDK

DJIでは開発者向けの3つのSDKを用意してくれています。組み合わせ次第ではより多彩なアプリケーション開発が可能に。もちろん、それぞれのSDKは単体でも利用が可能です。以下でその概要をご説明します。

– 1.DJI MOBILE SDK
その名の通り、フライトコントローラーと通信するモバイルデバイスの開発に利用されるSDKです。iOSやAndroid用のアプリ開発などをされたい方は、こちらを使ってください。

用途例 スキルセット
・HDビデオのライブストリーミング
・フライトコントロール
iOS / Android開発知識

 
※対象機体:Phantom3 Professional / Phantom3 Advanced / Inpire1 / Matrice100

– 2.DJI ONBORD SDK
フライトコントローラーとオンボードデバイスとの間の通信に利用するSDKです。埋め込み型ソフトウェアや、産業に合わせたアプリケーションの開発を行いたい方は、こちらを用意してください。

用途例 プログラム言語
・機体のリアルタイム姿勢制御
・センサーデータ通信によるデータ収集・分析
C++ / C

 
※対象機体:Matrice100

– 3.DJI GUIDANCE SDK
DJI Guidanceからのデータ(ドローンが検知する周囲環境など)を取り出すオンボードデバイス実装に役立つSDKです。マルチコプターやロボットの開発・研究をされる方向けと言われています。

用途例 プログラム言語
・超音波距離測定
・両眼障害物検知
C++ / C

 
※対象機体:Matrice100 / フライトプラットフォーム

次のページ:
US版WIREDの編集者、クリス・アンダーソン氏がCEOの
3D RoboticsからリリースされたDroneKitの開発

 

関連する記事

facebook

案件情報や最新記事をお届けします。
ぜひチェックしてみてください。