2016年総決算!エンジニアコミュニティの今年の動向を振り返ろう!

IT業界では勉強会・交流会が頻繁に開催されており、特にエンジニアのコミュニティはとても活発です。コミュニティが技術の進歩を牽引している分野も少なくありません。各技術コミュニティが主催するカンファレンスは、1,000人以上を集客するものも少なくなく、その動向を多くのエンジニアが注目していることが伺えます。

ギークスマガジンでは、これまであらゆる技術コミュニティの勉強会をレポートしてきました。年末に差し掛かった今回は、8つのコミュニティに2016年を振り返っていただきました!今年のトピックはもちろん、写真やコメントからそれぞれのコミュニティの雰囲気も感じることができます。

html5j Webプラットフォーム部

webplat

html5jの「部活動」のひとつである「html5j Webプラットフォーム部」。そもそもhtml5jとは、Webクリエイター・エンジニアに対し、「つながる」「学べる」「盛り上がる」を合言葉にあらゆる活動を行なう非営利の技術コミュニティです。幅広いWebの技術に対し、ひとつのテーマに絞って探求する「部活動」も活発で、Webプラットフォーム部は、様々なプラットフォームでコードを動かすための知識を培うことを目的としています。
詳細はこちら

■ スタッフも増え、初の大規模イベントに挑戦した2016年

活動をはじめて以来、勉強会の開催が16回になりました。初めて半日掛けて「WebVRとか文化祭」という規模の大きいイベントを開催できました。そこではVR機器の展示なども行ない、とても盛り上がりました。心残りは、ずいぶん前から企画が上がっていた「野外フェス」ができなかったことです。来年こそは必ず、と思っております。また、運営スタッフに新しく2名、強力な仲間を迎えることができたので、さらにコミュニティを発展させていきたいと思います。

■ html5j Webプラットフォーム部が注目する2016年のトピックス

もともとのコミュニティのテーマが「ブラウザーの外で動作する Web技術を追いかける」ということで、CordovaとかTIZEN(!)とかTitanium Mobile(!!)とかの技術を追いかけていました。しかし、時は流れ時代は変わりました。今後はElectronとかReact Nativeとか、NativeScriptをなどにも注目していこうと思います。

■ 「勉強会やってるだけがコミュニティじゃねぇ!」来年の展望

「勉強会やってるだけがコミュニティじゃねぇぜ!」ということで、2017年は勉強会は続けつつも、何らかのプロダクトを作ろうという話をしています。いや、きっと作ります!あと、「野外フェス」実施…したいなぁ。

カジュアル Swift プログラミング

Swift

「Swift言語が超大好き」と宣言する熊谷友宏氏が主催するエンジニアコミュニティ。「プログラミングが趣味なみんなで集まって、楽しく学びを深めたい」と、発表者・参加者ともにレベルを問わず、広く“Swift愛好家”を対象に勉強会を開催。Swift 言語について語らえる場所「カジュアル Swift 勉強会@青葉台」と、技術本に沿ってSwiftを基礎から復習していく「みんなで Swift 復習会 @ 渋谷」が定期開催されています。
詳細はこちら

■ 新たに『みんなで Swift 復習会』をスタートした2016年

今年の8月から新たに『みんなで Swift 復習会』を始めました。この会はApple 公式の解説書『The Swift Programming Language』からテーマを選んで自分が発表しながら、それを種にみんなで気ままに意見交換しながら過ごす会です。Swift 言語仕様そのものの勉強会ってあまりないですし、復習ならではの広い視野で話をできたらいいなと思いますので、ぜひ遊びに来てくださると嬉しいです。

■ カジュアル Swift プログラミングが注目する2016年のトピックス

今年は、Swift 3が9月に登場して、たくさんの人がSwiftを本格的に使いはじめた印象です。新バージョンでは API デザインガイドラインが見直され、気持ちよくコードを書けるように刷新されました。将来の互換性も重視して設計が進められているので、これまでのようにバージョンの変更でコードを大幅に書き換えないといけない悩みも少なくなりそうです。Swift はきっと今が始め時!ぜひ楽しんでみてくださいね。

■ 「地方にも“Swift仲間の輪”の輪を広げたい」来年の展望

今年は、自分(主催者熊谷氏)で開く勉強会だけに限らず、北海道や大阪、京都、静岡など、各地の勉強会を訪れてSwift の楽しさを話せる機会を頂けました。願わくば、今後は自分の勉強会をもっといろんな地方に運んで Swift仲間の輪を広げていけたらいいなと思ってます。自分だけではとても出来ないことなので、Swiftに興味のある方、ぜひ力を貸してください。みんなで勉強会を盛り上げて参りましょう。

IoTLT

nobisuke2

「IoT縛りの勉強会!IoTLT」とは2015年に菅原のびすけ氏と土屋敬氏によって立ち上げられたコミュニティで、設立から約2年間にもかかわらず全国に3500名を超えるメンバーを有しています。毎回LT登壇者が10名前後、一般参加者が100名前後と、今最も盛り上がっているコミュニティの一つともいえます。主催者の菅原氏はこの勉強会をきっかけにIoT関連事業の会社を設立したという、印象的なエピソードがあります。
詳細はこちら

■ 地方展開にスピンオフ企画も!急成長を遂げた2016年

IoTLTでは2016年にかなり大きな規模に成長しました。その一つの要因として地方開催スピンオフ企画がスタートしたことがあります。のびすけと土屋二人だけで東京開催していた時と比べて圧倒的なスピードで拡がりました。2016年はイベント回数が50件を突破し、ユニーク参加者3500人、延べ参加者が6500人を超えるコミュニティに成長できました。

■ IoTLTが注目する2016年のトピックス

IoTLTの動向から、これまでのIoTの盛り上がりは「色々なものがインターネットに繋がる」という基本定義通り、ものをインターネットに繋げる部分での盛り上がりがありました。2016年は更にその先の、「実際にどんなものをインターネットに繋げると生活が便利になるのか」というUX・UIやビジネスの部分に業界全体が踏み込んだ印象があります。

■ 「集まったメンバーでものづくりに挑戦したい」来年の展望

2016年のIoTLTは、ギャル電を始めとした目立つ存在が出て来て層の厚さが感じられるようになった年でした。MashupAwardsのコミュニティ対抗LT大会でも同じものづくり系コミュニティであるTMCN、おうちハック同好会、MAと同じ土俵で戦えるようになったもの感慨深いです。これだけ多くの人が参画してくれているので「コミュニティでものづくりをしていく」という動きをしていけたらと思っています。そうした新しい取り組みも検討しつつ、継続していくコミュニティ作りを目指したいと思っています。来年もよろしくおねがいします。

Java女子部

JavaGirls1

2014年1月に設立された、女性限定Javaユーザコミュニティ。ハンズオンやLT大会などJavaに関連する勉強会だけでなく、交流会も開催。メンバーは総勢450名を超え、女性だけの技術コミュニティとしては大きな存在感を放っています。イベントは、女性同伴であれば男性が参加できるものもあるようです。現在では関東以外にも“Java女”(じゃばじょ)の輪を広げています。
詳細はこちら

■ 九州に新拠点誕生!多くの新しい取り組みに挑戦した2016年

初めて登壇するメンバーがいたり、他コミュニティの大規模なカンファレンスで登壇するメンバーがいたりと、様々な挑戦が見られました。また、関東、関西に次ぐ三拠点目として九州が加わり、合同イベントも開催しました。参加者の多様性が増すのに合わせて、お子様向けの勉強会、合宿、オンライン授業の講師など、これまでやったことのないイベントも実施し、一層Java女子部の可能性を感じられる1年だったと思います。

■ Java女子部が注目する2016年のトピックス

予定されていたJava SE 9のリリースが、来年3月に延期され、残念なニュースですが、今後の盛り上がりに期待が高まります。イベントやコミュニティでも新しいJavaの話題が増えつつあり、楽しみです。また、毎年サンフランシスコで開催されるJavaOneというカンファレンスにて、日本発のツール「HeapStats」が表彰され、日本人が世界で活躍していることの分かる大きなニュースでした。

■ 「新年早々三拠点合同イベントを開催!」来年の展望

設立3年目のJava女子部ですが、2016年も新しい出会い、新しい挑戦が多く見られました。2017年は、1月に早速三拠点合同イベントを予定しているので、楽しい幕開けになりそうです。さらに、関東では運営スタッフが2名増える予定もあり、勢いを増して活動していきたいと思います。4年目および2017年の目標は、新年あけてからのMTGで考えて発信していく予定なので、是非doorkeeperやfacebookをチェックしてください!

次のページ:
DevRel Meetup in Tokyo・雑兵MeetUp・HR×テクノロジー勉強会・We Are JavaScriptrers!
年間の振り返りと来年の取り組み目標

 

関連する記事

facebook

案件情報や最新記事をお届けします。
ぜひチェックしてみてください。