ノウハウをきちんと身に着けるプログラミング学習の習慣づくり

国内でのプログラミング教育が強化されはじめています。文部科学省は2020年を目処とした小学校でのプログラミング教育義務化を発表しました。今から20年も経てば、こうした子供たちがITビジネスのシーンに飛び込んでくるかもしれません。

一方、現代に生きる我々は仕事や生活の合間を縫ってプログラミングを身に付けなければなりません。ただでさえ時間がないのですから、最短、かつ最も効率のいい勉強の習慣づくりを身に付けてしまいたいものです。

そこで、今回はノウハウをきちんと身に付けられて、さらに効率のいいプログラミング勉強のプロセスをご紹介します。勉強時間不足を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

「なんでもかんでも」は逆効果?勉強は技術分野を絞ってから

一口に「プログラミング」の勉強といっても、様々な内容が該当します。すべてを学ぼうとする場合、おおよそ現実的ではない量の参考資料を読まなければなりません。プログラミングの勉強を始めるときは、まず勉強する技術分野を絞りましょう。今後の仕事で必要となる技術がわかっている場合は、その内容をキャッチアップすればいいのです。
一口にプログラミングと言っても、学ぶべき技術分野は多岐に渡ります。
例えばWebに話を限定したとしても、

・HTML,CSS,JavaScript等のクライアントサイドプログラミング
・Ruby on Rails等のサーバーサイドプログラミング
・MySQL等のデータベースの知識
・Linux,Apache等のサーバー構築に関する知識
・ソフトウェアテストやGit等のバージョン管理等などのツールや手法の知識

数え上げたら学習すべき知識はキリがありません。全ての技術を学習することは難しいです。意識的に自分にとって必要な技術分野を絞る事は、プログラミング勉強を加速させる上で大切な習慣なのです。

「勉強の向こうに何が待っていて、その分野では何を学ぶべきなのか」という点を明確にすることから勉強を始めてみるといいでしょう。動機付けをすると、学ぶべき内容も自ずと絞られてくるはずです。

情報源の特性を活かして調査をする

調べ物をしたり学習を進める際には、様々な情報源のメリット・デメリットを活かしながら、それらを組み合わせて学習することが大切になります。
以下にそれぞれの情報源のメリット・デメリットをまとめました。見ての通り、とてつもなく当たり前です。

上にあげたメリット・デメリットを整理した上で、私が日常的に勉強の際に調べ物をする時の流れを紹介します。

■書籍をベースに学習を進める

・書籍で解決出来ない疑問が生まれた段階で、Googleでわからない事を調べる
・いくつかブログなどを見て問題の解決策になりそうな部分を特定する
・その解決策に該当する部分をリファレンスを読んで確かめる
・手元で実行して確かに動作をするか確認する

調べる方法には唯一絶対の正解があるわけではなく、状況によって必要な情報の信頼性を保証し、なおかつ素早く調べる事ができるやり方を構築していって下さい。

リファレンスの読み方を覚える

上述したように、調査をする上で信頼性を担保するためにはリファレンスを読むということが必要不可欠になります。しかし、初心者には英語で書かれていることや、そもそも読み方がわからないということが、とっつきにくいという印象を与えてしまいます。そこで、簡単にリファレンスの読み方を説明していきます。

通常リファレンスを読む際には、

・◯◯というメソッドの仕様を詳しく知りたい
・◯◯という機能を提供しているクラス・メソッドを探したい

上記のような動機で利用することが多くなります。リファレンスに記述されているメソッドを読む際は、

・レシーバーは何か?
・引数は何か?
・返り値は何か?
・副作用はあるか?

以上の4つの注意点を押さえて読んでいくことで、そのメソッドがどんなメソッドであるかを理解する事が出来るようになります。

アウトプットして定着させる

プログラミングの勉強において理解が十分どうかを確かめる一番の方法が、成果物の制作です。作りたいものをイメージして、それを自分の手で具現化できなければ知識は十分ではありません。まだ、先に進む段階ではないということです。

成果物の制作は、勉強をしていくうえでのモチベーション向上にもつながります。「次はこんなものが作りたい」といった脳内会議は、机に向かっている時間以外にも積極的に行いましょう。勉強するテーマもそれによって変わってくるはずです。

まだ自分のスキルが少ない場合は、作りたいものをイメージすることも難しいかもしれません。「自分が作れる範囲」でしか、イメージすることができないからです。そんなときは既存のものを作成する「車輪の再開発」を積極的に行いましょう。

単に好きなアプリはサービスのコピーでも構いません。オリジナリティは多くのものを模倣した先に生まれてくるのです。まずはたくさんのものを吸収して、メソッドを自分の中に蓄積するといいでしょう。

慣れてきたら、作成したものに少しだけ手を加えて改善してみてください。次第に、「これもできるはず」と色気が出てくるはすです。ここまでくればフロムスクラッチで成果物を制作するのもさほど難しくはないでしょう。

プログラミングの勉強は「焦らず」「無駄なく」「好奇心を持って」

以上が効率的なプログラミングの勉強プロセスの一例です。簡単にまとめるなら、焦ることのなく、かつ無駄のないように勉強を進めていくのが、ベストな勉強法ということになります。かつ、途中でくじけずに長いタームで勉強していくためには、モチベーションの維持も不可欠です。

勉強している内容に対して好奇心を持つことも忘れてはいけません。「時間がない!」とお悩みの方は、一度今回ご紹介した内容にそって、自分の勉強方法を見直してみてはいかがでしょうか。

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