[GEEK図鑑]女性Webデザイナーに聞く!”なんとかなる”フリーランスの働き方

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GEEK図鑑 vol.12

ーY.Iさん(右上)ー
【分類】Webデザイナー・HTMLコーダー
【進化】スタイリストアシスタント → 宝石卸会社の事務 → Webデザイナー
【好物】納豆、緑茶
【血液型】B型
【星座】てんびん座
【強み】デザインテイストを選ばない
【今後の目標】グロースハッカー

ーM.Sさん(左下)ー
【分類】Webデザイナー・HTMLコーダー
【進化】飲料食品メーカーの事務 → Webデザイナー
【好物】チョコレート、ビール
【血液型】O型
【星座】うお座
【強み】深く思い詰めない
【今後の目標】1つのサービスを作り上げること

異業種からWebデザイナーのキャリアを積み、フリーランスとして活躍するY.IさんとM.Sさん。たまたま同じ制作現場で知り合ったこの2人ですが、お話を伺ってみると、基本的な考え方で共通する部分が多くあります。インタビューを通じて、フリーランスの仕事や考え方について本音トークを繰り広げてもらいました。

自然な流れでフリーランスへ

ー まずは、どのような経緯でフリーランスになったのか教えてください。

Y.Iさん「高校を卒業してからは、ファッション業界を目指してスタイリストの勉強をしていました。実際にスタイリストのアシスタントになりましたが、この時点ですでにフリーランスのような働き方をしていました。

スタイリストの仕事が入らない時期は、宝石卸会社でアルバイトをしていて、その会社で初めてMacやインターネットに触れました。色々なWebサイトを見ているうちにWebの世界に興味を持ち、26歳からWeb制作のスクールに通って、実務経験を積んでいきました。その後、ご縁あってECサイトの運営会社にWebデザイナーとして採用してもらい、デザイン制作会社を経て、今に至ります。もともと独立を考えていた訳ではなかったのですが、将来的に自宅で仕事ができるようになればいいなと思っていました。フリーランスになったのも、デザイン制作会社で働いているうちに個人で仕事の話が舞い込むようになり、ごく自然な流れでここまでやってきました。」

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M.Sさん「私も学生時代はWebデザインとは全く違う分野で、医療事務の勉強をしていました。病院で実習を受けたとき、自分には病院の仕事が合わないと感じましたね。専門学校卒業後は、飲料食品メーカーの情報システム部に事務職として入社しました。その部署で、自社ECサイトの企画運営に携わる機会があり、事務の仕事をする傍らWebデザインの勉強を始めたのですが、元々小さい頃からイラストを描くことが好きだったので、あっという間にデザインの分野に魅了されてしまいました。

それから、社会人5年目で会社を辞めて、ワーキングホリデーでカナダに行きました。英会話学校で知り合った友人がフリーランスのWebデザイナーをしていて、その友人からちょこちょこと仕事をもらいながら、私もフリーランスの活動を始めました。カナダのWeb制作会社でアルバイトをしたり、日本に戻ってからは、派遣社員や契約社員でWebデザインやGUIデザインの仕事をしたりしながら、在宅案件をこなしてきました。」

Y.Iさん「フリーランスになってからも、新しい技術や知識を習得することが必要ですよね。常駐作業は短期案件を中心に受けることで様々な制作現場を経験し、Web制作のスキルを伸ばしてきました。精神面もかなり鍛えられました。今までなんとかフリーランスでやってこれたので、これからもなんとかなると思っています。」

M.Sさん「たしかに、なんとかなると思って勢いで行動してきた部分はあります。フリーランスになったきっかけを振り返ってみると、空いてる時間を利用して仕事ができることや、場所にとらわれない働き方だからです。これまでクラウドソーシングを活用して案件を受注したこともありますが、友人・知人を通じて案件を受ける方が多かったです。」

Webデザイナーのあるある話

ー Webデザイナー同士が共感できるような”あるあるエピソード”はありますか?

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Y.Iさん「デザイン制作会社で働いていたときの話です。新聞折込チラシとWebページをセットで作る案件を担当したのですが、代理店の担当者がWeb制作の話を進めることを忘れていて、私に依頼が来たのはチラシ配布予定日の前日。要件を満たしたデザインからコーディング、本番公開まで、一晩で対応したという無茶ぶりな案件がありました。」

M.Sさん「その話を聞くと、私は今までわりと恵まれた案件ばかりでした。経験したことがあるのは、Webディレクターさんがお客様の言いなりで、私たちWebデザイナーが作ったものを、一から作り直したことがあるくらいです。お客様とWebデザイナーの間に立つ方に意思がないと、全部流されていきます。」

Y.Iさん「それは完全に、Webデザイナーのあるある話ですね。ケースバイケースですが、そういう場合には、言われた通りに作り直すときもあれば、Webデザイナーの目線で意見を言うときもあります。お客様や依頼者の要望が、私の理解の範疇を超えている場合もありますから。お客様からイケてないデザインを指定されたときは、本当に困ります。」

M.Sさん「いくつかの制作現場を見てきましたが、現在の常駐先は、一人一人の意見を尊重してくれるので、理不尽な依頼などは全くなく、とても仕事がやりやすいです。いくつかの案件を並行してこなす事が多いので、納期や制作スケジュールに関しては余裕を持って決めることができることは、大変ありがたいです。」

自分の強みを仕事に活かす

ー 仕事をしていく上で大切にしていることや、ポリシーとしていることは何ですか?

Y.Iさん「常に柔軟な姿勢でいられるように心がけています。仕事を振られたときには、お客様や依頼者の方の話や考えをまずは一旦受け止めるようにしています。Webデザイナーになりたての頃は、自分のやりたいデザインを提案していましたが、経験を重ねるうちに、お客様の要望を理解し、デザインテイストを選ばずニーズに合わせた提案ができるようになりました。ただ、Webデザインは流行り廃りの激しい世界なので、担当する案件によっては、私の方からトレンドなどを反映させた提案をしています。」

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M.Sさん「基本的なことですが、体調管理には気をつけるようにしています。過去に、仕事が少ない時期も経験していることもあり、依頼をいただくとお断りせず請けてしまうことが多いです。去年、仕事にのめり込んで睡眠時間を削った生活をしていたら、風邪をひいてダウンしたことがあったので、今年は仕事量をコントロールするなど、体調を崩さないようにしていきたいです。また、様々なイベントやコミュニティに参加して、Web業界以外の方々とも繋がりを持つようにしています。ひょんなことがきっかけで仕事に繋がることもありますから。

ちなみに、私は仕事の悩みがあると、同じWeb業界で働いている方や、Webデザイナーの友人に相談していますが、Y.Iさんはどうしていますか?」

Y.Iさん「そうですね、私はあまり悩まずに、その場で思っていることを口にすることが多いかもしれません。シェアオフィスで作業するときは、私と似たような仕事をしている方もいるので、”仕事が終わらない”とか、”この記述内容の意味が分からない”とか、話をしながら作業しています。」

M.Sさん「思ったことを溜めずに、その場で消化することは大事ですね。私も誰かに話を聞いてもらうこともありますが、しばらくすると悩み事を忘れてしまうタイプです。深く思いつめない事が私の強みでもあります。」

成果の出るWebサイトを育てたい

ー 最後に、フリーランスやWebデザイナーとして、今後の目標を教えてください。

Y.Iさん「Web制作における課題は、もう少し早くコードを書けるようになりたいです。新しい開発環境を導入しても、結局、使い慣れた開発環境で作業してしまっているんです。A/Bテストのプラットフォームサービス”Kaizen Platform”など、新しいツールやサービスも使いこなせるようになりたいですね。また、これまでの案件は、制作〜納品までのフェーズがほとんどだったので、今後は自分のメディアやECサイトを立ち上げて、Webサイトを運営する側の経験も積んでいきたいです。今は、企業やサービスを急成長させられるような”グロースハッカー”に興味が湧き始めています。」

M.Sさん「Kaizen Platformは、知り合いのチームがグロースハッカーの登録をしているので、私もメンバーの一員として参加しています。今後の目標は、担当しているECサイトを売れるサイトに育てていくことです。最近は、私の周りでフリーランスで働く人が増えてきました。エンジニアやデザイナーなど、色んなポジションのメンバーが集まって、チームとして1つのサービスを作り上げることにも挑戦してみたいです。」

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geechsマガジン記者手記

フリーランスになってから、仕事がない辛い時期を経験しているお二人ですが、”なんとかなる”という明るく前向きな姿勢で乗り越えてきました。人とのつながりを大切にし、目の前の仕事に愚直に取り組むことが、フリーランスで成功する近道なのかもしれません。Y.Iさん、M.Sさん、取材撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました!

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