会社の外で100名のリーダーに!「パラレルキャリアを実践するなら絶対にゴールを見失うな」E2D3五十嵐氏インタビュー

会社の外だからこそ、何のためにやるかを見失ってはいけない

人類の限界を超えるー 社外活動でありながら、壮大な目標へチャレンジする中、パラレルキャリアや社外活動を行う上で注意するべきことに気付いたといいます。

「何のためにするのかを意識したほうが良いと思うんです。それが、自分の成長のためか、お金儲けのためなのか、友達を増やすためなのか、経験を増やすためなのか、新しいサービスのネタを探すなのか、私みたいに人類の成長に貢献したいから、なのか。みんながみんな私みたいに人類の成長を、なんて言わなくていいんですよ。

だけど目的ははじめに決めて、意識しないとだめだと。例えば、やり始めは“地方創生のため”、“暮らしを便利にするため”と言って、失敗したあとに“でも自分の成長になったよね。”っていう風に慰め合うのは良くないです。」

社外活動を進めるとき、会社のヘルプがない分、社外の誰かとのコラボレーションやスポンサードによって活動が支えられる場合は多くあります。もし当初のゴールを自分自身が見失ってしまえば、それが無駄になってしまいます。五十嵐氏はだからこそ結果にこだわり、E2D3を続ける理由も「まだ結果が出ていないから」だと断言していました。

そして、もうひとつ最も重要だということを教えてくださいました。それは“会社員と両立してパラレルキャリアを築くことは、 会社が嫌いなら難しい”ということ。同時に大事なことは“会社の外で得た経験を会社の中にもう一度戻す”こと。このループを作るのが、大人としての会社との付き合い方だと言います。

働き方が多様化し自由になっていく、だからこそ戦略が大事

政府による「働き方改革」の推進もあり、今後五十嵐氏のように会社に囚われない働き方が普及していくことは必須だと思われます。五十嵐氏はこの動き自体を肯定しつつも、個人の意識を改革すべきだといいます。

「多様な生き方を企業だけでなく国家も推奨しています。これは、今の経済成長の鈍化や人口減少などの危機への対策でもあります。だから国も力を入れている。こうした大きな動きだからこそ、個人は戦略を持つべきです。今はパラレルキャリアが目立ちますが、次第に珍しいものではなくなっていき、さらに多様化が進めば、何がバリューとされるかが今とは変わっいくはずです。多様化した働き方が当たり前になるということは、どのように働くことが自分にとって幸せなのかを考えることがより重要な時代になるんだと思います。」

五十嵐氏自身の今後の計画はというと、会社でデータサイエンティスト人材の育成事業を立ち上げようと計画しているそうです。データの解析をおこない、計測をおこない、可視化して、さらにこの3つの分野で論文や特許を書いてきた人、つまり五十嵐氏のような経歴は貴重です。それに加えて、民間企業も研究機関としての大学での就業も経験しています。その経験を生かした新しい目標が“データサイエンティスト人材の育成”なのです。

「稀有な経験を持つべき私だからこそ、アカデミックと産業界をつなぎ、さらにこの領域の全体感を捉えた上で、データサイエンティスト人材を育成していけるのではと考えています。この人材育成事業が形になれば、これまでの人生をまとめたものになりますからものすごくやり甲斐を感じています。」

働き方の選択肢が増え、個人が自分らしい選択をしやすい環境も作られています。自由になっていくからこそ、そこには自立と戦略が求められるものです。五十嵐氏はその大変さを体感しながらも、やりたいことをやれる生活に充実している様子でした。少しづつ世の中の当たり前が変わって行く中で、わたしたちは“自分がどうありたいのか”ということを考え直すべきなのかもしれません。

この記事を書いた人

はぎー

geechsマガジンのエディター・ライターと、ITエンジニア向け無料イベントスペース『21cafe(ニイイチカフェ)』の管理人を兼務。イベントレポート・インタビュー記事を中心に執筆中。女性アイドルが大好きで、特にハロー!プロジェクトに心酔している。

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