自分が体験した道だから、若手のエンジニアにフリーランスの働き方を提案したい。#現役フリーランスに聞いてみた

可能性のある若手エンジニアにフリーランスを浸透させたい

Yさんは、フリーランスとして働き始めてから自分と同世代の若手の人たちへ向けて「もっとフリーランスの働き方を知ってほしい」と想いを持ち続けてきました。就職活動や転職活動をする選択肢に、フリーランスが当たり前に入る世界を目指しています。

「私はフリーランスとして複数の開発現場に参画してきました。そこで、思うように活躍できなくて燻っている方や、スキルはあるのに人間関係に悩んで精神的に落ち込んでしまう方を見てきました。そんな状況はとてももったいないですよね。悩んでいる人を見ると、『無理な働き方をしなくても、もっと選ぶことができるのに』と毎回思うんですよ。」

終身雇用は崩壊したと言われていますが、“ひとつの会社で長く働く美学”は、いまだに一部では残っているのではないかとYさんは言います。「この会社を辞めてしまったら、もう仕事がないかもしれない」「やっと就職できた会社なのに」そうした想いからひとつの会社に固執してしまう方もいるのかもしれません。

フリーランスとして仕事を獲得し続けることに不安があるのなら、エージェントの営業代行を利用する方法もあります。

「エージェントを利用すれば、自分で営業するより多くの案件から受注するものを選ぶことができるし、報酬の支払いスパンがクライアント直の契約であるよりも早い場合もある。リスクの軽減にもなると思いますが、まだエージェントの活用方法を知らない方も多いかもしれません。」

可能性がある若手が、フリーランスとして働き、案件単位でやりたいことを選ぶことが出来るのなら、エンジニアとしてもっと成長できる。現在スキルを持っていながら活躍できずに入る人達が、より自由に働き方を選択できれば、IT業界時代はより活性化する。そうした好循環が生まれるとYさんは信じています。

若手エンジニアに、自由な働き方を広める会社を創業

ついにYさんは、“フリーランスの働き方を若手エンジニアに”という想いを形にします。2017年8月1日に、若手エンジニアに特化したシステムエンジニアリングサービスを展開する株式会社Infreed(インフリード)を創業しました。
正社員雇用形態で、フリーランスのように複数の企業の開発現場に参画する働き方を提供し、フリーランスの魅力を知ってほしいそうです。

「若手エンジニアがInfreedで経験を積んだ後は、完全にフリーランスとして独立したり、私と同じように起業したり、はたまた全く別のことをしたり…、何に挑戦してもいいと思っています。あくまで働き方のひとつの選択肢として、フリーランスを提案してあげたいんですよ。さらにもっと気軽にフリーランスを選べるようにしたいというのもひとつの目標です。」

Yさんは今後のビジョンについて「働き方を広めることをミッションとする者として、自分自身も色々な働き方にトライしていかないといけない」と語っていました。まずは自分で試してみるために、行動をおこすようです。

若くしてフリーランスとして独立したYさん。現在のように目標だった起業を果たすまでには、厳しい環境でも覚悟を持って臨んできた過去がありました。Yさんのように、どんな状況でも目標をブラさずに技術を磨き続けることは、フリーランスエンジニアには大切な姿勢なのかもしれません。

私流フリーランスエンジニア3つの教訓

今回Yさんのインタビューから3つの教訓を得ることができました。

■ 仕事を受注し続けるには、状況に応じて案件の希望条件を変更する

「どんな案件でどんなスキルを磨いていきたいか」と、自分の希望条件を明確にすることは大切です。しかし、フリーランスは仕事が受注できなければ、収入源を失ってしまいます。「希望する案件が市場で少ない」「現在の実力を遥かに超えるスキルを要求される」など、外的な要因も踏まえて総合的に状況を判断し、希望条件を緩和することで、仕事を継続的に受注することが出来ます。

■ 自分の技術を生かせる環境はないか、広い視点を持つ

ひとつの職場しか経験がない、そもそもエンジニアとしての経験が少ない、という状況にあるとき、自分の市場価値を独断で正確に測ることは難しく、過小評価をしてしまうことがあります。その結果、自分とはミスマッチな職場環境であっても執着をしてしまう人は少なくありません。自分の経験だけで情報が足りない場合は、意識的に広い視点を持つことが大切で。一歩足を踏み出すことで、自分にとって心地よい働き方が手に入るかもしれません。

■ 忙しいフリーランスは朝の過ごし方が重要

Yさんは受注している開発案件と創業準備を同時に進める忙しい日々を過ごしていました。さらにご家族との時間も大切に考えています。そうした生活において“朝の過ごし方”が大変重要だそうです。夜に作業をしてしまうと、次の日に疲れが残りモチベーションが上がりづらいですが、朝に作業すると集中しやすく、だらだらと時間が経ってしまうことも少ないため効率がいいようです。

この記事を書いた人

はぎー

geechsマガジンのエディター・ライターと、ITエンジニア向け無料イベントスペース『21cafe(ニイイチカフェ)』の管理人を兼務。イベントレポート・インタビュー記事を中心に執筆中。女性アイドルが大好きで、特にハロー!プロジェクトに心酔している。

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