海外進出で更なる盛り上がりを見せるDevRel Meetup勉強会レポ

エヴァンジェリスト、DevRel(デブレル)活動を行っている方が集まり、知見の共有や情報交換をする勉強会『DevRel Meetup in Tokyo #16』が21cafeで開催されました。

第16回目となる今回は、DevRel Meetupの今後の展開から、パーソナルスペースの概念をDevRelに応用する考え方まで、初めての参加者でも楽しめる内容になっていました。全員参加の自己紹介と今年の目標1分間スピーチから始まり、白熱した質疑応答など参加者同士が積極的に交流している姿が印象的でした。

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DevRel昨年の振り返りと2017年の展望

■中津川篤司氏(MOONGIFT代表取締役)

参加者も増え、盛り上がってきたDevRel Meetup。しかし、現状のままではつまらない!2017年は欧米で求められているAPEC市場状況を現地で吸収し欧米へフィードバックするため、シンガポール・タイ・シドニーに進出。

まずはシンガポールでの1回目の実施報告です。「参加者は登壇者含め5名と厳しいスタートとなったものの、まったく伝手のない中、参加者が来てくれたことはとても良い点。今後もシドニー・台北・シンガポール(2回目)と果敢に開催していく。」と語る中津川氏。

今後のDevRel Meetupの方針については、「“自分にとっての当たり前は他の人の非常識”という考えのもと、自分が使っているツール・工夫・Tipsをこの場でもっとシェアして欲しい。マーケティング・メディアなど非開発経験者でも楽しめる場にしていきたい。」という話を交え、DevRelをもっと気軽にしたい、エンジニアに限らず、もっと仲間を誘って欲しい、という想いを参加者に伝えました。

DevRelパーソナルスペースとユーザーコミュニティの分析

■長内毅志氏(シックス・アパート)


パーソナルスペース」の概念をDevRelプランニングに応用する方法を紹介していました。DevRelで大事にしていることは、“お互いに心を開いて分け隔てなく双方向なコミュニケーションを行えるようになること”です。

言い換えるとパーソナルスペース(距離感)を縮める活動であり、存在を知ってもらう→購入・利用してもらう→時間と空間を共有するという流れの中で、距離感を縮めていく必要があります。

人と人の距離感という曖昧なものを、パーソナルスペースの定義に当てはめることで明確にする。その上でサービスを使っているユーザーはどの距離感に属しているか考え、DevRelプランニングをすると応用が利く、という内容でした。

DevRel新生Dell TechnologiesとCTO室 Technology Evangelistがやっていること

■鈴木章太郎氏(デル)

市場ではクラウドが主体になった際にリソース移行しやすいように、同じようなアーキテクチャを採用できる高速なハードウェアへの移行が増えてきています。これによりアプリケーションのクラウド側への移行やオンプレミス側との連携を柔軟に行うことができます。

Pivotalを使うと高品質なクラウドネイティブアプリケーション向けにクリティカルな基盤が利用でき、パブリッククラウドにもオンプレミスにも配置が可能。また Service Brokersを使用することによって、他のクラウドの特定の機能だけを使うことができるようになります。

DevRelエヴァンジェリストのドミナント風戦略

■渡部知記氏(ミックスネットワーク)

エヴァンジェリストとして日々の活動を伝えていくのに、最も一般的なものはSNSの活用です。渡部氏も人と会う度にSNSアカウントを伝え、多くの繋がりを作ってきましたが、直接お会いしているお客様の先にいる上司や同僚の方には届きにくいという課題をもっていました。

そこで、あるイベントに出展していたお客様のブースを訪れ、その取材記事をオウンドメディア(ブログ)に掲載し、この記事をメールでお客様にお伝えしたところ、社長様まで記事が回り高い評価をいただきました。 その結果、お客様のポータルサイトに掲載され、全ての組織や担当者まで同記事が伝わったそうです。

記事に対する直接的な効果もありましたが、さらに副次的な効果として、初対面での説明が不要になったことや、部署間との関係が良くなったことなど、記事を通して伝えたいことが伝わりやすい状況になり、いい事尽くめだったと渡部氏は語りました。

DevRelSIer de App Design

■小田祥平氏(三井情報)

BtoB製品は機能が第一優先であり、オシャレさは必要ないものでしたが、現在ではコンシューマー向けアプリが先行しており、おしゃれで軽快に動作するアプリが多くなっています。

海外では数年前からあったSIerとデザイン会社の提携が日本でも増えてきており、デザインに重きを置く風潮になってきています。見え方・動き方で使用者の評価が変わるため、イケてないアプリはすぐに使われなくなってしまう。使われ続けるアプリを作るため、今後はSIerとしてもデザインにテコ入れしていく必要があります。

コミュニティ「DevRel Meetup in Tokyo」とは

「DevRel meetup in Tokyo」ではDevRelの認知度向上やDevRelを行っている企業、グループのための情報共有を行っていくコミュニティです。会の冒頭には参加者の20秒自己紹介から始まるのもこの勉強会の特徴です。勉強会の後は交流会も開催していますので、エヴァンジェリストまたはアドボケイト同士で交流の輪を広げていきましょう。

▼主催者
MOONGIFT代表取締役 中津川篤司氏

▼公式アカウント
ハッシュタグ:#devreljp
connpassグループ:https://devrel.connpass.com

▼これまでのDevRel Meetup in Tokyoのレポート
Mashup AwardとDevRelCon London 2016報告会DevRel勉強会レポ
資料作成から発表まで、伝わりやすいプレゼンの秘訣を学ぶ勉強会!DevRel勉強会レポ
マイクロソフト社のビジネスを支えるDevRelの取り組みとは?DevRel勉強会レポ
エンジニアのコミュニティ運営の秘訣とは?DevRel勉強会レポ
エンジニアが取り組む新たなマーケティング手法「DevRel」!DevRel Meetupイベントレポ

今後も随時イベント情報を更新していきます。
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