まだまだ進化中!JavaScriptフレームワークのトレンド

この10年でJavaScriptを取り巻く状況は大きく変化を遂げました。黎明期とは打って変わり、現在はJavaScriptのライブラリ、プラグインの群雄割拠の時代といえます。「トレンドについていくのに必死……」というエンジニアの方も少なくないかもしれませんね。そこで今回は、JavaScriptのトレンドをおさらいするために、注目のフレームワークや、ライブラリのニューカマーたちをご紹介します。

便利なフロントエンドのJavaScriptフレームワーク

近年、プロジェクトの立ち上げで利用されることの多いフレームワークが、「AngularJS」「React.js」「Ember」といったフロントエンドで稼働するタイプのものです。それぞれについて、以下で簡単にご説明しましょう。

■AngularJS

ここにきて大きな注目を集めっているフロントエンドフレームワークが「Angular」です。最新リリースの「Angular2」大きな機能拡張を果たしました。Googleがリードを務めて開発されたという事実からも、非常に信頼度の高いフレームワークとして評価されています。Webサイトのフォーム画面やユーザーのマイページなどBtoBで使う管理用途のアプリケーションの開発に適しています。MVCフレームワークにカテゴライズされ、ワークフローからモデル、ビュー、コントローラー(MVC)をセパレートすることができます。

■React.js

実は、React.jsはフレームワークでなく、UIを構築するだけのライブラリです。MVCにおけるVのみの機能を提供しています。そのため規模や用途に関わらず利用できます。そして、最も特徴的であるのが仮想DOM上で動くという点。操作感は「JavascriptとHTMLが混ざっている」とも形容され、慣れないうちは戸惑うかもしれません。Facebook

■Ember.js

リッチなアプリケーションを開発する機能が申し分なく備わっているフレームワークがEmber.js。学習コストは高いですが、複雑なアプリをある程度の規模で開発する際に使えるでしょう。Angularと同様、MVCフレームワークとしてカテゴライズされます。

■Mobile Angular UI

デスクトップ向けの開発とスマホサイトの開発では、フレームワークのシェア率も異なります。デバイスとしての性能の違いに加え、UIやタッチ操作といった要素がその理由でしょう。スマホサイトの開発で使用されている、主なフレームワークのひとつに「Mobile Angular UI」があります。AngularJSとBootstrapの組み合わせによるJavaScriptフレームワークです。開発はAngularJSで行うことになります。開発のしやすさはもちろん、スッキリといたデザインも人気となっているようです。

■Node.js

サーバサイドのJavaScriptといえば「Node.js」。ブラウザGoogle Chrome用に開発され、“軽量で効率良く”の実現を目指しています。コストの掛かるI/O処理を非同期で実行する「ノンブロッキングI/O」の仕組みや、リクエストやコールバックはイベントとして扱い、そのイベントに関する処理が終わった際に次のイベントを処理する「イベントループ」が特徴です。

■D3.js

グラフ、チャートのビジュアライゼーションを行うなら「D3.js」がおすすめです。JSON、XML、CSV、タブ区切りテキスト、javascriptの配列などのデータを可視化する時に利用します。XMLのsvg要素、HTMLのcanvas要素を利用したビジュアライゼーションのレンダリングをサポートしています。昨今のビッグデータ時代には、非常に有益なライブラリといえるでしょう。

■Vue.js

Vue.jsは速くて、軽くて、シンプルであると評価されるフレームワークです。リアクティブシステム、コンポーネントシステム、レンダリングシステムの3つが主な特徴。小規模から大規模まであらゆる規模のアプリケーションの開発に利用できることも魅力のひとつとなっています。

■Create.js

「Create.jp」はHTML5でリッチコンテンツを制作でき、Flashに取って代わる技術だと捕らえる方も多いでしょう。Canvasを便利に扱うためのライブラリ郡で、JavaScriptの知識があれば出れでも使いこなすことができます。動的なデザインなら「Easel.js」、アニメーション作成なら「Tweet.js」といった、それぞれに目的を持ったライブラリを組み合わせたり、単体でつかったりします。

■Riot.js

「React.jp」は非常に優秀なJavascriptライブラリですが、操作が複雑であるという難点がありました。そこで、React.jpの代替として選ばれることが多いのが、「Riot.js」です。操作はシンプルながら、仮想DOMにアクセスすることも可能です。

次はどのフレームワーク、ライブラリがくる?

毎年多くのJavaScriptフレームワーク、ライブラリがリリースされています。バージョンアップが進んでいくものもあれば、すぐに更新が停まってしまうものもあり、今後のシェアは予想が難しい状況です。一年もたてば地図はまた書き換わってしまうでしょう。ストレスフリーな作業を行うため、プログラマーからの情報をピックアップするなどして、フレームワーク、ライブラリの情報についてはキャッチアップを怠らないようにしたいところですね。

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