PHP再入門!PHP熟練者が初心に戻るPHPコードの書き方

長らくプログラミングに携わっていると、コーディングに向かう気持ちに“おごり”が生まれしまう経験はないでしょうか。特に導入・習熟しやすいとされるPHPでは、一見マスターしたような気持ちになることも。今まさにこの記事を読んでいるエンジニアの方も、これを機に自身のコーディングを見直すのも良いかもしれません。

今回は、自身のPHPスキルを見直していただくべく、PHPコードの書き方におけるチェックポイントをまとめました。今まで自分が書いてきたコードを見つめなおし、問題点を発見して、完璧なPHPのコーディングを目指しましょう!

PHPDocumentorを書きましょう

ものぐさなプログラマーであれば、ヘッダ部分にPHPDocを書かないことがあるかもしれません。しかし、それは真っ先に戒めなければならないポイントです。なぜならば、後で余計な工数がかかることになるから。コードが進むにつれて、メソッドの存在意義は曖昧になっていきます。コメントで型の情報をキープしておかなければ、思わぬ事故が起きてしまう可能性があるのです。

人は忘れる生き物。自分で書いたコードさえ、遅くても数ヵ月、早くて数日も経てば忘却の彼方となってしまいます。コメントと言うと、第三者のために残すものというイメージがあるかもしれません。しかし、ヘッダを読んで仕様がわかるようにコメントを残しておくことは、近い将来そのコードを応用する人のためだけでなく、自分のためにもなります。

PHPDocはルールに従って記述すれば、HTML形式のAPI仕様書を出力することができる 非常に便利な仕様となっています。作成者名を示す「@author」、メソッドのパラメータを示す「@param」メソッドの戻り値を示す「@return」、関連する情報を示す「@see」といった基本的なタグも使いこなすと、コメントとして記述するテキスト量を削減するために役立ちます。

フレームワークを使いましょう

PHPerは常に「フレームワーク必要論」と「フレームワーク不要論」の間で揺れ動いています 。PHPへの習熟度が高まるほど、「不要論」に傾いていくはずです。

フレームワークによって書かれたコードには、意識せずともセキュリティ対策が盛り込まれています。 つまりフレームワークで利用してPHPのコードを書くことは、顧客に安全性を担保することにつながるのです。一部のPHPerは自身が持っているセキュリティへの知識を過大評価しています。その“おごり”によって顧客に不幸がもたらされる可能性があります。

多くのフレームワーク不要論者の意見は「コーディングの効率化はできない」「バグの完全なる排除はできない」「コードの書き方を統一するのに必ずしも必要ではない」など。彼らの主張は、ひとつの真実ではあるでしょう。しかし、自身がPHPerとして、そう主張するレベルに達しているかどうかは、よくよく鑑みる必要があります。

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楽な方法は成長をとめてしまう…!

 

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