”TECH VALLEY福岡#01”はマーケティングテクノロジーをリードするTechJINとコラボ!

第2部:TechJINで大活躍の現役エンジニア 3名によるLT

第2部は、TechJIN現役エンジニア 3名によるLT。それぞれのテーマを元に、TechJINの開発について、語っていただきました!

(写真は左から吉村氏、山崎氏、田上氏)

■ AWSは、動的なスケーリングが可能で、大量のデータを処理することができる

登壇者:山崎氏(TechJIN インフラ運用担当)
テーマは”b→dashでのAWS活用事例”。AWSの採用の背景と、その利便性について語っていただきました。

マーケティングのデータは多岐に渡り、日々蓄積されていくため、柔軟なオペレーションが求められます。そのため、データベースの利用分だけ課金する従量制のクラウドを採用することで、いつでも変化に応じて高速にシステムの変更することを可能とするということです。

b→dashの仕組みは、まずクラウド上や端末から送信された様々なデータをストレージサービスAmazonS3に集約します。AmazonS3は容量無制限なので、必要な分だけいくらでもデータを保存が可能。

AmazonS3から、さらに2つに移行します。Webデータの解析に使用するAmazon EMRは、処理要件が変動しやすい、または予測不可能なケースに大変便利であるといいます。もう一方の移行先であるAmazon RDSは、クライアントからのビジネスデータや各種設定データを保存し、データを統合してくれます。

いずれも、どこからでもアクセスが可能で、オペレーション側も性能の選択や、サーバの起動停止、ストレージの増減といった作業はボタンひとつで終結することができるので、「オペレーションが非常に楽です。」と山崎氏は言います。
b→dashの裏側では、こういったビックデータの処理が高速に行われているのですね。

■ 「b→dash」のレコメンドエンジン機能のしくみについて

登壇者:田上氏(TechJIN 開発担当)

“商品購入データをEMR/Spark/Mahoutで解析してマーケティングに活用する”というテーマでお話いただきました。

レコメンドエンジンとは利用者の好みに合った商品を提案するシステムですが、b→dashのレコメンド機能においては、コンテンツレコメンド、メールでの商品レコメンド挿入が可能です。商品購入に至るまでの閲覧履歴、つまり、ユーザ行動ログ(Webアクセスログ)を解析し、消費者が求めるような類似の商品もしくは、消費者の嗜好に合う商品を選出し、さらに機械学習を通して”おすすめ”を自動生成することができます。

その仕組みは、まずWebアクセスログをAWSに取り込み、ビッグデータ解析駆動エンジンでレコメンドデータの生成を行います。使用する言語は、商品別集計をSpark、商品閲覧や相関計算はmahout。

田上氏は、sparkとhadoopの比較を比較し、sparkの選定理由を話してくれました。b→dashにおいては、集計対象データ量もメモリ容量に収まるデータ量を高頻度で回すことを重視しているので、分散処理の代表であるhadoopよりも、少量データをインメモリで高速処理が可能であるsparkを使用しているとのこと。

田上氏は、7/29(土)『Scala福岡2017』のイベントで、「Spark+Mahout」についてセッションするそうなので、詳しいお話が聞きたい方はこちらのイベントに来てみるのもいいかもしれません。
詳しい情報はこちら→https://scala.connpass.com/event/57941/

■ elixir採用の背景とFukuoka.exの展望

登壇者:吉村氏(TechJIN 開発担当)
今年の4月にTechJINに入社されたという吉村エンジニア。マーケティングオートメーションの課題とelixirの優位点について語っていただきました。

マーケティングオートメーションの課題として、データの活用が重要と言われます。オムニチャネル消費者が増え、Webと店舗の垣根がなくなる中、購買記録や個人情報などのデータをどのように扱うか、また、IoTにより増え続ける消費者の行動ログデータを、どのように役立てたらよいかという課題がある中、吉村氏はそのデータ分析に、elixirを用いて開発をしているといいます。

elixirとは、ErlanVM(BEAM)上で動作する、関数型言語のひとつであり、電話交換処理に使われていた言語を馴染みやすくした言語です。吉村氏が述べるelixirの特徴は、REPLが実装されており、随時プログラミングを完成させなくても、お手軽にコーディングされるという点と、ループ構造によらない再帰ロジックが書けるという点があるといいます。

これからのマーケティングオートメーションの課題を解決するために、高速かつ並列処理を実現可能にしたelixirは最適なアーキテクチャであるといいます。TechJINではelixirコミュニティの形成の為、今年6月に『Fukuoka.ex』を発足。イベントを開催し、elixirの知識をエンジニア間で共有しています。

最後は参加者全員とTechJINメンバーの懇親会

講演&LTの後は、懇親会を開催!イベント中も質問が飛び交いましたが、さらに具体的な話を聞きたいという参加者が多く、TechJINのエンジニアと情報交換するなど、会話が盛り上がっている様子でした。

ピザとお酒を交えての懇親会は惜しまれつつもお開き。記念すべき第1回目のTECH VALLEY福岡#01が無事終了しました。

そして!すでにTECH VALLEY福岡 第2段が計画中。次回も、福岡の”イケてる”エンジニアをお招きします。乞うご期待!
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