福岡在住の現役フリーランスが語る!フリーランスとかってぶっちゃけどうなの?Part2~独立から営業活動まで編~【TECH VALLEY Fukuoka #03 レポート】

2018/03/14

先日、geechsが主催する、「TECH VALLEY Fukuoka #03」をHOOD天神にて開催しました。
今回は、現在福岡でフリーランスエンジニアとして活躍されている村田氏と小野氏に公開インタビュー!フリーランスになり感じたこと、仕事の受注方法、エージェントとの付き合い方など、様々なテーマでお話頂きました。

登壇者プロフィール

■ フリーランス暦3年 Webエンジニア 村田氏

murata現在37歳で、フリーランス3年目に突入。福岡でWeb制作会社など、正社員として10年ほど開発経験を積む。30半ばになり、エンジニアとして更なるスキルアップを目指したいと考え、一念発起してフリーランスに転身。

現在も主にWeb系のシステム開発に従事し、今後は得意分野をさらに強め、専門性の高いプロジェクトに携わりたいと考えている。

 

■フリーランス暦1年 Webエンジニア 小野氏

ono現在29歳でフリーランス1年目のエンジニア。福岡のソフトウェア会社で6年間の経験を積んだのち、2017年5月にフリーランスに転向。会社員時代は主にエンタープライズ系のシステム開発に携わり、プロジェクト管理から開発、保守まで幅広い経験を持つ。

現在はWebサービスを提供している企業に参画し、Webエンジニアとしてのキャリアを積んでいる。また、ブログを運営し、自身の経験からフリーランスの働き方について積極的に発信を行っている。

正社員からフリーランスへ。独立のきっかけ

「働き方改革」が叫ばれている今、フリーランスという雇用関係によらない働き方が注目されています。しかし、地方では、情報の少なさから実態を知ることは簡単でなく、まだまだフリーランスの浸透は十分ではありません。そのため、興味はあってもなかなか独立に踏み切れないエンジニアが多いのが実状です。そんな中、福岡でフリーランスとして働く道を選んだお二人。まずはそのきっかけを伺いました。

小野氏「正社員時代は、勤続年数が長くなるにつれて管理を任されることが多くなり、開発から遠ざかっている状況にモヤモヤを抱えるようになっていきました。本当は“もっとエンジニアとして成長したい”という思いと、現場での人間関係のしがらみなど、様々な要因が重なり昨年4月で退職することを決意。

1ヶ月くらいの有給消化期間中は、1人で外をブラブラしてお酒を飲んでました。その時に結構平日の昼間でも人が歩いているのを見て、世の中にはいろんな働き方してる人がいるんだなと酔っ払いながら思って(笑)自分って、もっと自由でいいなと感じたんです。

それで、フリーランスであればやりたいことや働き方を自由に選べるんじゃないかと思ったのことに加え、エンジニアという職種自体がフリーランスの間口が広かったことが独立を選んだきっかけですね。」

村田氏「私も小野さんと同じような感じなんですけど、30歳を過ぎたあたりから新しいことに挑戦したいというふうに思うようになりました。フリーランスになる前は福岡のWeb制作会社に8年間勤めて、組織の中でも中堅と言われるようになってきて。

ただ、仕事はこなせるけど、同じことの繰り返しが続いているような気がしていたんです。じゃあ、会社の外に出た時、自分は本当に通用するんだろうかと、そのまま年齢を重ねることに危機感を覚えていました。ちょうどその時に知り合いのフリーランスの方がフリーランス向けのエージェントがあるということを教えてくれて。

フリーランスには元々興味があったんですけど、やっぱり自分で仕事を探すことはすごく難しいというイメージがありました。そこをエージェントの方に代行して頂ける点に魅力を感じて、とりあえず40歳くらいまでスキルアップにつながればいいという思いでフリーランスに転身しました。」

最大のハードルは仕事の獲得かも…?

フリーランスは会社員の時のように毎月決まった給料を受け取れる訳ではありません。報酬を得るためには自分で案件を受注していく必要があります。しかし、全員が独立してすぐに個人で仕事を獲得して安定した収入を得られるとは言えません。現在ギークス経由で案件を受注されているお二人ですが、エージェントを利用しようと考えた経緯や、個人で受注ができたときの体験談を赤裸々に語って頂きました。

小野氏「フリーランスになるにあたって、まず安定した収入を確保したいという思いがあって、そのためにどうしようかと悩んでいる時期に、「エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方(大和賢一郎/著)」という本を読んだんです。

その方は元々大手企業に勤められていて技術書なんかも出されている方なんですが、そんな方でも独立した後、最初の仕事の獲得は難しくてどんどん貯金切り崩して…というエピソードを見て、個人でどうやって仕事を獲っていけばいいのかと不安がありました。

僕の場合は、そんなに人脈もなかったし、開業準備に時間をかけていたわけでもなく、突発的にフリーランスになったので、まずはエージェントを活用して案件を取っていくことを選びました。」

最初の案件獲得と新しい分野へのチャレンジ

小野氏「僕は、4月20日に退職して、5月から仕事がないとご飯食べれないような状態でした。そこで、ギークスさんに「とにかく10日位でどうにか仕事引っ張ってこれませんか?」とお願いをしたんです。その時に、ちょうど今のスキルにあった案件があるということで、ご紹介頂き、5月から最初の案件を受注することができました。

次の仕事はというと、僕は元々SIerにいて、.NET系とかVB6.0とか、結構レガシーなシステムを触ることが多かったのですが、今後のキャリアとしてWeb系の開発をやりたいと思っていました。でも、経歴としては全く経験が無いので難しいと思っていたんですが、ギークスさんに現状のスキルで参画でき、さらにスキルアップにもつながるWeb系の案件のお話を頂けたんです。そこには今年の2月からジョインできていて、本当にありがたいと思っています。」

エージェントの活用と個人受注。それぞれのメリット・デメリットとは

村田氏「私の場合、一番最初はエージェント経由で仕事を獲得して、その後知り合いの伝手で仕事を受注して、現在はギークスさん経由で仕事をしています。個人受注とエージェント経由で受注した場合のどちらも経験があるのですが、やっぱり金額面では個人でやったほうがメリットは大きいと感じました。

ただ、個人受注だと、契約関連の事務作業であったり、契約終了後の営業活動も自分でやらなくてはいけないので、意外と時間がとられてしまうんですよね。あと本当に1番困ったのは、単価の交渉が現場の社長と上手くいかなかったことです。自分にその辺りのノウハウ足りてなかったこともありますが、知り合いだからこそお金の話をするのは気まずく感じてしまって・・・。それがストレスになって業務に支障が出るようにもなりました。

そのあたりも考えると、エージェントに事務的な作業や契約条件の交渉をお願いすることで時間が有効に使えるところはすごくメリットに感じました。」

小野氏「エージェントがどこで利益を出しているかを考えると、恐らく僕らに案件を紹介したときに、手数料が発生してると思うんです。では、そこをどう捉えるかの問題かと思っています。

例えばの話ですが、経営者の多くは、お金の知識が豊富なはずで、それでも税理士さんを雇ったり、お金を処理するところは他の人に任せしたりしますよね。知識の有無ではなく、そこに時間を使うより、自分の時間は別のことに使うほうが有益だと判断されているから、そうされるんだと思います。自分は、それと同じ考えで、営業や事務作業の時間分をエージェントに動いてもらっています。」

村田氏「実際に仕事を紹介していただくと、ギークスさんがこれまで築いてきたクライアント先の数が圧倒的で、たくさんの選択肢から選べるというメリットが、私にとって一番大きかったです。」

※ギークスジョブでは、ITフリーランスの皆さんに手数料が発生することはございません。クライアント企業様から紹介手数料を頂くモデルとなっています。

収入アップだけじゃない!フリーランスになって何が変わったか

現在参画している現場から、とても高い評価得ているお二人ですが、フリーランスとして活動していく中で、働き方や収入だけでなく考え方や日々の行動など、自分自身の変化を感じたと言います。

村田氏「これは私の印象なんですけれど、フリーランスは基本的に即戦力を求められると思うんですよね。だから“仕事が出来ないとすぐに契約切られる”という危機感や責任感を常に持つようになりました。

会社員にも言えるかもしれませんが、言われたことだけをこなしてただ報酬貰えばいいというだけではなく、+αで出来ることを探すようになりました。あとは、実績を積めばどんどん新しいことに挑戦できるし、自分次第で上流工程にも参画できると思います。本当に自分次第で将来が変わってくるので、頑張ろうという気持ちになりモチベーションも高く維持できていますし、大きなやりがいを感じています。」

小野氏「一年前の会社員だった頃の自分は毎日死んだような目をしていて、マスクして、髪の毛も目が隠れるまで伸びて、誰とも喋りたくないという状態が続いていて、人間としてギリギリのラインでした。

そんな時、「もう会社辞めろよ」と僕の背中押してくれた幼馴染がいました。ちょうど昨日一緒に飲んでいたんですが、『あの頃は本当にやばいと思ったけど今ハツラツとしていて、本当に良かった』という話をしてくれました。

以前は人生を切り売りしている、言い換えれば消耗している日々が続いていて、とりあえず自分の中の何かを外に出さないと消化できないような状態でした。だから、独立したタイミングでツイッターを開設したり、意識的に活発になりましたね。すると、だんだん自分自身も変わっていきましたし、そういう行動をする中で、アンテナが立って情報にも敏感にもなりました。

自分次第で収入が倍にもなるし、何もしなかったらゼロになってしまう。そんな世界に強制的に身をおいたことによって“どんどん自分が成長しないとやっていけない”という考えになっていきました。月並みな言葉になるんですけれど、環境は人を変えるというのを実感したフリーランス生活だったと感じています。」

これからのキャリアや働き方について

村田氏「自分がフリーランスになったきっかけは、本当になんとなくで、スキルアップの為に40歳くらいまでできればいいなと思っていました。今は、どこもエンジニア不足であることを強く感じますし、我々フリーランスの需要も高く、その分選択の幅も広がっているので、できる限り今の状態を続けたいと考えています。あとは、現在、割りと時間の融通がきく現場にいるので、空いた時間で個人でも仕事を請けて、経験を積んでいきたいですね。

ただ、私が2~3年前に転職サイトを見てたときと比べると、今は年収があがっていると思うんですね。だから、どこかのタイミングで正社員に戻る選択も可能性もあり、そこは柔軟に対応していきたいです。」

小野氏「売り手市場と言われているエンジニアですが、これはあくまでスキルのあるエンジニアの話に限ると思っています。そういうエンジニアはどんどん収入が増えていきますが、逆にレガシーで成長のないエンジニアは淘汰されていくという2極化が起こると考えています。今まで技術に取り残されてきたので、正直、今の自分のスキルは高くないんです。

でも、やっぱりエンジニアとして最先端を追っていきたいし、新しいことを取り入れて、稼げる、生き残れるエンジニアになっていきたいです。

また、現在は常駐型で働いていますが、今後はリモートワークや個人受注、自分でサービス作ることもやってみたいですね。

あと、僕は会社員が悪いとは全く思ってなくて、フリ―ランスになったことで、会社員の良さに気付いた部分もあります。だから、もしかしたら“また会社員に戻りたい”という気持ちになるかもしれないし、起業したいとも考えているので、今後複数の可能性があります。パラレルキャリアという言葉もありますし、完全に一本に絞ることも、リスクに成り得る時代かなと思うので、エンジニアに限らず色々なことに手を伸ばしていくことを考えています。」

質問タイム&懇親会では参加者のリアルな声も

公開インタビュー終了後の質問タイムでは参加者の方からフリーランスについて様々な疑問や悩みをぶつけて頂き、懇親会でもお酒やピザを囲みながらよりリアルな経験談が飛び交っていました。
イベント後のアンケートでは、フリーランスの方の生の声を直接聞くことができて参考になったとの感想を多く頂きました。次回も皆様にご満足頂けるようなイベントを開催致しますので、どうぞよろしくお願いします!

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